日商簿記検定の3級を受験する為、電卓を新調した。
購入したのは無印良品の電卓。
電卓は1,000円〜6,000円までとかなり価格の幅が広いが、無印の電卓は990円なので安い部類だ。
日常使いには全く問題ないのだが、簿記試験の勉強中には使いにくさを感じてしまった。
無印電卓の概要
サイズは長さ195mm、幅100mm、厚み8mmと一般的な電卓と大きな差は無い。
12桁まで入力することができ、日商簿記3級では桁数が足りなくなるという心配はない。
電卓は斜めにする事ができ、平面の時と比べて液晶が見やすくなる。
裏面にはゴム足が付いており、滑り止めになっている。
使いにくさを感じた点
最初に断っておきたいのだが、これから紹介するのは試験勉強中に感じた違和感のようなもので、日常的に使うには全く問題がない。
というより、薄くて軽く、無印らしいシンプルなデザインは好みである。
機能面の不満はないが、勉強中に「・・・ん?」と感じたことだけ紹介する。
液晶が暗く、見づらい
電卓を真正面から見る時には、問題ないのだが、少し横から見るとかなり液晶が見づらい。
簿記検定では、問題用紙の横に電卓を置いて使用するため視野角は広い方が嬉しかった。
また、液晶自体が暗く見づらいのだ。
本体の足を立ち上げる事で多少解消されるが、後述の原因により使いづらさを感じた。
本体全体が立ち上がり、安定感に欠ける
本体後面の足を立ち上げると、本体が斜めになり、液晶の見やすさは向上する。
しかし、足を上げると数字入力の部分も浮くため、やや安定感に欠ける。
キーをバチバチと強く打つ方では無いが、入力時に本体のブレを感じた。
簿記試験は入力する機会が多いので、キーの打鍵感は気になる。
押し込みが甘いと反応しない時もあり、ある程度感覚でキーを打つ簿記試験では打ち間違いにも繋がってしまうのだ。
日常使いには満足
上記では、簿記試験や勉強中に感じた点ではあったが、この電卓を使っているから簿記試験に落ちるというわけではない。
無印の電卓を日常的に使っている人であれば、他の電卓の方が使いにくさを感じるだろう。
私も無印電卓で試験を受け、無事合格できたので思い入れがある電卓だ。
だが、これから簿記試験を受けるのであれば違う電卓を購入すると思う。簿記二級を受けるにあたって電卓は買い替えた。
やっぱり、シャープやカシオといった電卓作りに一日の長があるメーカーの方が使いやすい。
数百円の違いなので、これから電卓を購入する方は自分に合った電卓を選んでほしい。
コメント