FP試験(FP協会)の持ち物と試験当日の雰囲気を紹介

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お金に対するリテラシーを高めようと受験を決意したFP(ファイナンシャルプランナー)試験。

どんな試験でも持ち物と会場の雰囲気を知っておおけば当日の緊張を少しでも取り除けるんじゃないかな。

FP3級試験を1回とFP2級試験を2回受験したので、試験当日の受験会場の様子をご紹介します。

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FP試験に必要な持ち物

持ち物は受験票に記載してあるが、改めてご紹介すると持ち物リストは以下の通り。

・受験票
・筆記用具
・計算機
・本人確認書類

小さなカバンでも十分に運べる持ち物だと思われる。

試験に珍しい持ち物と言えば、計算機(電卓)の使用が許可されていることだろう。

おそらく、ともにFP試験の勉強使い慣れたもの(相棒)が良いと思う。

受験票

FP試験の受験票・表紙
これを当日に忘れたら終わり。試合終了だ。

FP試験の受験票は試験日の2週間程前に郵送で届く。ハガキ大のサイズで届き、受験地や持ち物が記載されている。

試験当日は受験番号ごとに席が割り当てられ、受験票を使って本人確認が取られ、合否判定ももちろん受験票が必要だ。

FP試験は「きんざい」と「FP協会」が開催しており、FP協会の受験票できんざいの試験は受けられない。

筆記用具

筆記用具
基本的には鉛筆(シャープペンシル)と消しゴムで十分。

FP3級、FP2級共に学科試験はマークシート方式のため、鉛筆の方が塗りやすいかもしれない。

しかし、実技試験は記入式になるので、使い慣れたシャープペンシルの方が記入がしやすかった。

最悪、忘れた場合は近くのコンビニでも購入が可能なので忘れ物が心配な場合は、受験場所近くにコンビニがあるかを確認しておくと吉。

お昼ご飯も買えるしね!

計算機(そろばん不可)

無印良品の電卓
関数電卓など、関数計算ができる物は不可。

FP3級はマルバツ問題と選択式の問題の為、数点失う覚悟は必要だが、最悪忘れても大丈夫。

忘れないのが一番だが、電卓が無いと解けない問題は全体の一部なのでゲームセットになる事はないだろう。

ただし、2級はダメだ!計算問題ができなければ、恐らく得点が届かない。

ちなみに日商簿記では、そろばんOKだったが、FP試験はNG。受験票には「電源内蔵のもの」と書かれていた。

私は3級は無印良品の電卓を使用していたが、2級ではシャープの物に変えた。電卓で合否が変わる訳ではないけど、気分を変えるのも大事よね。

顔写真付きの身分証明書

顔写真付きの身分証明書の例としては、以下のような物がある。

・運転免許証
・パスポート
・個人番号カード(マイナンバーカード)
・学生証

社員証は身分証明にならないので注意。その他にも、身分証明書として使えるものがあるが割愛する。

多くの人は運転免許証かマイナンバーカードになると思う。試験当日は机の上に置いておく事になるので、帰宅時に忘れないように!
FP試験の受験票・中身

健康保険証などの顔写真がない身分証明書の場合には、受験票に顔写真(縦×横=4cm×3cm)を貼り付ける必要がある。

(参考:日本FP協会公式HPの持ち物ページ)

FP試験にあると良い持ち物

腕時計

スマートウォッチなどの通信機能が付属した時計は不可。

試験会場によっては掛け時計がなかったり、席が時計から離れた位置だと時間を見るのに苦労する。

卓上の小型時計でも良いが、荷物になるので腕時計が便利だ。

特に2級実技試験は時間がギリギリになるため、時間配分のためにもあった方が良い。

教科書

今まで自分が勉強してきた教科書で良い。

試験が始まる前までは教科書を出していても良いので、最終確認のために使う。

わからない問題を解くというよりも、不安な問題の解法を確認するといった感じだ。

FP試験当日の様子

試験が始まる前

試験会場に移動する電車の中は、教科書を持った人がたくさん。

お仲間だと思いながら、自分より受ける級が上の人の場合は羨望やね。特に3級を受けた時は!

入室開始は30分前からで、教室前にはたくさんの人がいて、みんな教科書かスマホを見ていた、

友達グループで受験に来た集団がちょっと盛り上がっている程度のざわざわした感じ。

気になる人は耳栓やイヤホンをするのが良いかも。

試験会場に入室後も、試験開始前まではトイレに行くことは可能ですが余裕があれば入室前に済ませておいて方が安心。

トイレの場所は事前に確認しておくと焦らずに済みます。

午前:学科試験の様子

FP3級、FP2級共に学科試験はマークシート方式。

だから、勉強をした人ほど時間が余るでしょう。

覚えてなければ…鉛筆を転がすしかないかな。

ちなみに試験開始から60分経過で途中退室可能のアナウンスがされます。

昼食(1.5時間)

12:00まで学科試験で13:30から実技試験が始まるので、休み時間は約1.5時間あります。

試験会場の食事処を探しておくと、ただの試験に楽しみが増えるのでおすすめです。

また、学科試験が早めに終わってしまう事も加味して落ち着ける場所を探しておくのも良いかもしれません。

私が受験した時、試験の部屋が解放されたので、そこでお弁当を食べる事も可能でした。

午後:実技試験

実技試験はFP3級とFP2級で大きく違いました。

FP3級の場合は学科試験の延長という感じで時間が余りましたが、FP2級はその逆。

もう少し時間が欲しいなと思います。私の場合、問題を一通り時終わったのが試験終了の20分前。見直しをしていたら時間切れというような感じ。

おかげで私は2級学科合格という微妙な結果でした。

FP3級の試験時間は60分なので、途中退室はできません。2級は90分あるので、学科試験と同じく60分が経過したら退室が可能となる。

3級は早よ終わらんかな〜(気楽)と構えていましたが、2級は違う意味で早よ終わらんかな〜(絶望)でした。

FP試験の解答は当日の17:30にFP協会のHPで発表

資格学校の解答速報がちらほら出始めますが、17:30に公式サイトで解答が出されます。

(参考:日本FP協会の模範解答ページ)

実技試験は問題によって配点が異なるため、各資格学校のサイトが参考になると思う。

私のおすすめはフォーサイト。登録が必要なく、誰でも自己採点が可能だ。

関連ページ:FP試験の実技自己採点ならフォーサイトがおすすめ

解答用紙の持ち帰りは不可能ですが、問題は持ち帰れますので、自分の解答は問題用紙にもメモをしておきましょう。

FP試験は3級がめちゃくちゃ簡単だが、2級でクッと少しハードルが上がる。

特に実技試験は計算問題の出来不出来が結果に直結してくるので、苦手な人も多いと思うが重点的に勉強しておくことをおすすめしておく。

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