家計簿をつけるのがめんどくさい理由として、計算の面倒臭さがあると思います。
買い物の記録を残すのに、わざわざ
・ノート(家計簿)
・筆記用具
・電卓
と最低でも3つの道具が必要です。
家計簿をエクセルで付けるようになってからはパソコン一台で作業が終わります。
この記事では全くパソコン初心者の方でも簡単にエクセルで家計簿を作れるようになるまでサポートします。
今回作成する家計簿の形
この記事で紹介する家計簿は一ヶ月単位の家計簿です。
具体的にはこのような家計簿を作成して行きます。
収入と支出、貯金欄の作成
まずは簡単な収入欄、支出欄、貯金欄の作成から行います。
収入欄を作成できれば、同じ作業を繰り返すだけです。
最初に2つのセル(方眼)を1つにします。
左クリックを押しながらマウスを動かすと連続する複数のセルを選択できます。
結合したいセルを選択できたら、「ホームタブ」の「セルを結合して中央揃え」を選択します。
これで2つのセルを結合できました。
あとは表の範囲が分かりやすいように格子を設定します。
格子を設定したい範囲を選択したら、網目のアイコンを選択します。(横の下三角を選びます。)
その中の「格子」を選択します。
格子が設定できたら、文字を入力です。
計算式の入力
エクセルで家計簿を作るメリットの1つが計算を正確に自動で行ってくれる点です。
この設定を行っていきます。
「合計」と書いたセルの右側のセルに「=sum(」まで入力します。
半角英数で入力し「(」で止めてくださいね。
入力ができたら数値を計算したいセルを選択し、キーボードの「enter」を押します。
この「sum」という式は範囲内の数値を足し合わせてくれます。
試しに数値を入れてみて、計算があっている事を確認します。
あとはお金の計算なので「¥」マークと、「,」があると読みやすくなりますので設定します。
「¥」と「,」を入れたいセルを選択し、右クリックをします。
すると、リストが表れるので「セルの書式設定」を選択します。
「通貨」を選択し、「OK」をクリックします
「¥」と「,」が入ります。
色を付けたりすれば愛着が湧きますよ。
残りの「支出」、「銀行口座」、「へそくり」も同様に進めていきます。
作成した完成形がこちらです。
余白は少し多めに作っておくと、後々に追加があった時楽ができます。
お小遣い欄の作成
さてさて、今回作成する家計簿のメインどころとなるのがお小遣い欄です。
まずは、完成形をドーン!!
こいつを目指して作成を進めます。
お小遣い帳の大枠を設定
私は自分の支出を「食事」、「衣服」、「娯楽」、「投資」、「日用品」に分けています。
支出先を分類すると、お金を使った先が分かりやすくなるためです。
というわけで、ざっくりと大枠を作成します。
大分類の「枠作成」などを使うと5分も掛からないうちに作成できます。
あとは、計算式を入れて、色をつけて、ページのバランスをよくして完成です。
お小遣い帳に計算式を設定
メインどころとなる計算式ですが、足し算と引き算を設定するだけです。
まずは、それぞれの勘定項目で合計値を出します。
ここでも、「sum」を使用します。
続いて、一日の収支を管理します。
式の内容としては
「昨日の残高」-「今日の支出」+「今日の収入」となっています。
月の初日はどうするかというと、少しだけセルの選択を変えます。
お小遣い帳の右上のセルを開けていたのはこのためです。
ここに、月初のお小遣いの金額を入力して、初日の計算式はここを元に計算するように設定しておきます。
2日以降のセルの計算式をコピーしたら計算式の入力は終了です。
色をつけて愛着をだす
ここまでお疲れさまでした。
残りはセルに色をつけたり、幅を調節して見た目を整えていきます。
私はパソコンの画面一枚に収まるのが好きなので、まとまるように設定しました。
まとめ:自分で家計簿を作成すると長続きする
エクセルで家計簿は作成できたでしょうか。
パソコンを使用して家計簿を!というと、取っ付きにくいイメージがありますが作業自体は意外に簡単です。
そして、何より自分で作成した家計簿というのは愛着が持てますし、アレンジも可能です。
今回、紹介したエクセルで家計簿を作成する方法を参考に、色々アレンジしていくともっと家計管理が楽になると思います!
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