家計簿は合わないのが当たり前!不明金は割り切って処理すべし!!

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グラフを見つめる男性のイラストと合わない家計簿諦めるのも一手と書かれた画像

今月もまた家計簿の収支が合わない…

家計簿を記帳していると必ず直面する 家計簿の残高と現金の残高が合わない問題

「また不明金があるよ…」と家計簿をつけるたびにうんざりする、あれである。

うーん、いっそあきらめちゃえ。私はスッパリ諦めて家計簿のストレスから解放された

この記事では、家計簿が合わない事に対する解決策と心構えを紹介する。ストレスフリーな家計簿生活の参考になれば幸いだ。

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家計簿と残高が合うのは奇跡!

大前提として、家計簿の数字と、お財布のお金がピッタリ合うのは奇跡、It’s a miracleなのだ。

まじめに取り組もうと思っている人ほど、不明金が発生するのが嫌でイライラしちゃう。わかる。

そして、家計簿をつけることにストレスが溜まって、だんだんと面倒になるの。私もそう!

家計簿を記帳し始めた頃は特に、「合わなくて当然!」くらいの気持ちの方が、結果として家計簿の記録が長続きすることを知って欲しい!

家計簿の収支が合わない時の最も効果的な対応は諦めちゃうことなのだ。

家計簿を記帳する目的を再確認しよう

閃いた男性のイラストと家計簿をつける目的は家計の改善にありの文字が書かれた画像

そもそも、家計簿を記帳する目的って何だろう?

私の場合、自分が何にいくら使ったかを把握し、家計を改善させることが目的であった。

具体的には浪費(無駄遣い)を減らして、貯蓄を増やしたり、欲しい物を買って生活を向上させたい!という思いが家計簿をつけ始めるきっかけだった。

この目的を達成するのに、家計簿の収支と残高がいつでも・間違いなく合う事が必要だろうか?いや、その必要はない。

むしろ、イライラしている時点で生活の質は落ちているし、1円単位でお金を合わせても家計は改善されない。

収支の誤差を完璧に無くすよりも、家計簿を続けて、自分のお金の流れを把握し続けることのほうが大事!というのが私の結論だ。

収支の誤差より、継続が大事!

とはいえ、「家計簿とお財布の残高が合わないのなら、家計簿をつける意味ないじゃん…」という気持ちもわかる。

でも思い出して!家計簿の役割は家計の改善。

家計の改善、金銭感覚の改善は1ヶ月やそこらの短期間では変えられないのだ。

私も家計簿を半年、1年と続けてようやく収支のバランスがわかるようになった。

数百円の誤差に目くじらを立て、ストレスを溜めながら、家計簿を記帳する事が嫌になるのはもったいない!

収支の誤差を勉強代だと思って、スッパリ諦めた方が精神衛生上も健全だ。

家計簿はとにかく続けないことには成果が生まれない。

家計簿とお財布の残高を合わせる具体的な方法

それでも金額の誤差を少しでも小さくしたいのが人の性(さが)。

月に数百円の誤差なら諦められるが、誤差が数千円、数万円となれば「諦めろ!」では済まない。

もはや、家計簿つけているのか疑問になるレベルだが、稀によくある。

「今月はダメだったけど、来月こそ!」と意気込む方に向けて、私が実践している誤差を小さくする工夫を紹介しよう。

誤差0円とはいかなくても家計簿とお財布の残高の誤差をできるだけ小さくしよう。

家計簿はエクセルがおすすめ

ノートと電卓を使った家計簿からPCで記帳する家計簿への移行するイラスト

パソコンがある程度使える人におすすめなのが、エクセルで家計簿を作ること。

メリットは計算ミスがなくなり、修正も簡単になること。

ノートに書いて電卓で計算する方法だと、金額を書き間違えたり、電卓を打ち間違えたりとミスが起きやすい。

エクセルは計算ミスが無いし、入力を間違えても修正が簡単だ。

エクセル家計簿は一度テンプレートを作れば、何回も使いまわせ、自分が使いやすいようにカスタマイズもできる。

さらに、自作すると愛着が湧いて長続きしやすくなるのだ。

関連 エクセルで目的・支払い方法別に仕訳できるお小遣い帳の作り方

レシートは必ず貰う、残す

左側に3枚のレシートのイラストとレシートは締め作業まで保管と文字が書かれた画像

家計管理の大切な味方がレシート(もしくは領収書)。

私の場合、もらったレシートは月末の締め作業までは保管している。

レシートが残っていると、記入漏れを大幅に減らせるからだ。

レシートは銀行の封筒に入れて保管している。毎月銀行に行くときに一枚頂戴している。

毎月の締め作業後に封筒ごとゴミ箱に捨てられるので管理も楽ちんだ。

スマホにメモを残す

スマートフォンのイラストとスマホのメモ機能でレシートを補完と書かれた画像

食券を買うタイプのお店だったり、自動販売機などレシートがもらえない買い物もある。

そんな時はスマホのメモ帳に「日付」と「金額」、「名目」だけメモで残している。

とにかく、「いつ何にいくら使ったか」が分かるようにメモを残す。

メモアプリは純正のメモアプリでOK。とにかく、買い物の記録を残すのが大切だ。

クレジットカードも上手に使えば、家計管理の手助けに!

クレジットカードを持っているイラストとクレジットカードも賢く活用という文字が書かれた画像

クレジットカードは使用時から引落日までタイムラグあり、家計簿記の録にひと手間必要な厄介な奴という印象がある。

私は、クレジットカードは使用した日に家計簿に記帳するようにしている。支払い金額よりも、今月にいくら使ったかを正確に知りたいからだ。

また、クレジットカードはスマホアプリで使用履歴を確認できるので、積極的に利用して買い物の記録を残している。

クレジットカードを複数枚持っている人は管理シートをエクセルで作っておくのがおすすめ。

私は基本的にweb系サービスに金融情報を保存しておきたくない。基本的にwebサービスは個人情報が洩れることを前提に使用した方が良いと思っているからだ。

エクセルなら自分のPCに保存しておけるし、パスワード設定を活用すれば自分だけが確認できる管理シートが作成できる。(PCがハックされる場合もあるけど…)

関連 エクセルでクレジットカード情報を管理する方法

1週間に1度、家計簿を見直す

使途不明金を出さない上で最重要なのが、家計簿を確認する回数を増やすことだ。

理想は使った瞬間に家計簿へ記録を残す。

しかし、それが難しいのは重々承知。

私も毎日、家計簿に時間を使えなかったので、週に一度だけ家計簿をつけるようにした。

毎週金曜日に淡々と使用した金額をエクセルに記録し、お財布の中身と金額を合わせる。

10分もあれば一週間分を記載できる。これなら毎日家計簿を確認できなくても大丈夫!

数字合わせが家計簿の目的では無い

家計簿を記帳しようと意気込んでいる時は、家計簿とお財布の乖離(かいり)に悩まされる。

しかし、数字を合わせる事が家計簿本来の目的では無いく、家計の管理、改善が目的という基本に立ち戻ると数字が合うことが理想だが、理想は理想と割り切れる。

理想に振り回されて本来の目的である、家計の改善がおろそかになってしまってはもったいない。

家計簿とお財布の乖離(かいり)は有るのが当然!

スパッと諦めて家計管理を楽しみながら続けましょう!

ちなみにおすすめの家計簿本は林總さんの「正しい家計管理」だ。読みやすくて勉強になること間違いなし!

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