
圧倒的なコスパと信頼性のパッド型ワイヤレス充電器「Anker PowerWave 10 Pad」。
Air Pods Proを購入してからさらに活躍する機会が増えたので、今更ながらレビューしていく。
以前は、iPhoneの充電用に使用していたが、AirPod Proのワイヤレスイヤホンの充電に真価を発揮している。
- ケーブル充電の手間から解放
- イヤホンの充電に十分な出力
- LEDランプが異常をお知らせ
- スマホ充電には出力不足
Anker PowerWave 10 Padのスペック・特徴
型名 | Anker PowerWave 10 Pad |
---|---|
サイズ | 約100 x 100 x 11mm |
重さ | 約63g |
入力 | 5V-2A / 9V-2A |
出力 | 5W / 7.5W / 10W |
付属品 | 1.2m Micro USBケーブル 取扱説明書 ユーザーマニュアル ※ACアダプタは別売 |
見た目はシンプルに。円形パッドの中心に「Anker」のロゴが描かれている。

ロゴマークの上にケーブルの差し込み口がある。
Micro USBケーブルを接続したら充電できるので、設置も簡単。
パッド表面はゴム製で、滑り止めが効いていて充電中の端末がズレにくくなっている。
また、裏面もゴム製の脚があり、つるつるしたテーブルの上でも安定して使える。
Anker PowerWave 10 Padのサイズ

Anker PowerWave 10 Padは直径10cmの円形。
スマホのカメラが干渉せず、ワイヤレスイヤホンを置いた時の収まりも良いサイズだ。

厚さは11mmと薄型。スマホ(iPhone Xs)とほぼ同じだ。
ACアダプターは付属していない。私はiPhone用のACアダプターなどを流用している。他に無い場合は、別途購入しよう。
Anker PowerWave 10 Padの重さ
Anker PowerWave 10 Padの重さは63g。
常にデスクの上に置いているので、重さは意識していなかったがかなり軽い。
Anker PowerWave 10 Padで充電できない場合
以下のような場合、Anker PowerWave 10 Padでは充電ができない。
- 磁石 / 鉄製プレート付きのケースを使用している
- ポップソケット付きのケースを使用している
- 非常に分厚い(5mm以上)ケースを使用している
上記の項目はAnker PowerWave 10 Padの取扱説明書にも明記されている。
ちなみに、ポップソケットとは以下のような製品の事。
こんなんあるんだね。便利そう。
Anker PowerWave 10 Padで充電できない場合は、デバイスのアクセサリー類を全て外し、本体のみで充電できるか確認してみよう。

ケースによっては普通に充電できる。
Anker PowerWave 10 Padのおすすめポイントをレビュー
Anker PowerWave 10 Padのおすすめポイントを簡単にまとめると
- 充電の手間から解放
- ワイヤレスイヤホン充電に十分な出力
- LEDランプが異常をお知らせ
それぞれのメリットを紹介していく。
置くだけで充電!ケーブルからの解放

いつもの場所にあるAnker PowerWave 10 Padにポンっと置くだけで充電開始。
これだけの事なのにすごく楽!
充電の為にケーブルを取り出して、コンセントに挿して、スマホと接続して…という手間を全て省略できる。
スマホやイヤホンの置き場も固定化され、「あれ?スマホどこいった?」が無くなるのも地味にメリット。
ワイヤレスイヤホン充電に十分な出力
Anker PowerWave 10 Padの出力は以下の通り。
- 10W 出力急速充電(Galaxy等)
- 7.5W 出力急速充電(iPhone等)
- 5W 出力(一般的なQi対応端末)
率直な意見として、7.5W・10W出力ではスマホ充電にはパワー不足を感じる。
MagSafe対応(iPhone12シリーズ以降)の端末は最大15Wでワイヤレス充電ができるからだ。
しかし、ワイヤレスイヤホンの充電ならば5W出力で十分なパワー。
ワイヤレスイヤホンケース搭載のバッテリーはスマホと比べるとかなり小さく、充電に高い出力は必要としない。
5W出力で十分な充電速度がでる。
サンプルとして、充電10%のAirPods Proを約2時間充電して見たところ、約80%まで充電することができた。


寝ている間に充電するには十分なパワーが出ている。
LEDランプが充電異常をお知らせ
Anker PowerWave 10 Padは左側(AnkerロゴのA側)に小さなLEDランプを搭載している。

LEDランプの点灯には4パターンあり、正常な充電と異物検知によって点灯パターンが異なり分かりやすい。
- 青色に3秒間点灯して消灯:電源に接続
- 青色に点灯:充電中
- 青色で点滅:異物の検出
- 緑色に点滅:ケーブルやアダプターが不適合(過電圧)
例えば、ワイヤレス充電に対応していないスマホを載せると異物として認識され、青色で点滅する。
正常に充電されているか判断しやすく、初めてのワイヤレス充電でも安全に使用できる。
Anker PowerWave 10 Padのいまいちポイントをレビュー
- スマホ充電には出力不足
スマホ充電には出力不足
上述した通りだが、スマホの充電にはパワー不足を感じる場面が多い。
すぐに充電したい時は、有線接続の充電が圧倒的に充電スピードが速い。
スマホバッテリーの大型化・ワイヤレス充電の進化によって、Anker PowerWave 10 Padの出力では求めている充電スピードは出ないのだ。
スマホを充電するときは就寝前など充電時間を確保できる時がおすすめだ。
Anker PowerWave 10 Padはこんな人におすすめ
まとめると、Anker PowerWave 10 Padをおすすめしたいのは以下のような人だ。
- ワイヤレス充電を試したい人
- デスク周りのケーブルをすっきりさせたい人
- ワイヤレスイヤホンの充電器を探している人
Anker PowerWave 10 Padのレビューまとめ

Anker PowerWave 10 Padはシンプルな見た目と機能で、初めてのワイヤレス充電でも扱いやすい充電器だ。
異物検知など安全面への配慮もあり、さすがのAnkerクオリティだ。
価格も2,000円以下に設定されており、初めてのワイヤレス充電器におすすめできる製品だ。
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