生活スタイルの変化は体形の変化。認めたくないが「ポッコリおなか」などという可愛い表現ではごまかせないレベルに到達した。
これは本格的に体重管理をしよう!と思い立ち、毎日体重計に乗ってはiPhoneにポチポチ記録していた。
数日間、体重の記録を続けたが数値の変化が少なく達成感が無い。そのうえ面倒臭くなってきた。
でも、お腹周りの成長と会社の健康診断は待ってくれない。
体重の記録、もう少し簡単にできないかな?と思った私が購入したのが「Anker Eufy Smart Scale P2 Pro」だ。
体重計に乗るだけで16項目の体組成データを測定、スマホに自動記録してくれる高機能体重計の詳細を掘り下げて紹介していこう。
- 設定呼び出し不要!乗るだけで16項目を計測
- 自動で専用アプリに記録・グラフ化
- Appleのヘルスケア、Google Fit、Fitbitと同期可能
- 天板に汚れが残りやすい/li>
- 計測終了が分かりづらい
関連 EufyLifeアプリとappleのヘルスケアアプリを連携させる方法
Anker Eufy Smart Scale P2 Proのスペック・特徴
型名 | Anker Eufy Smart Scale P2 Pro |
---|---|
サイズ | 約28 x 28 x 2.6cm |
重さ | 約1.2kg |
計量範囲 | 0.1kg〜150kg |
最小表示 | 0.1kg〜5kgまで:50g単位 5〜75kgまで:100g単位 75〜150kgまで:200g単位 |
計量精度 | 0.1kg〜5kgまで:±50g 5〜75kgまで:±200g 75〜150kgまで:±400g |
防水規格 | IPX5 (あらゆる方向からの噴水流による有害な影響がない) |
付属品 | 単4形アルカリ乾電池 x 4本 / 取扱説明書 / 測定テープ |
体重計のサイズは約28x28cmの正方形。足の大きな男性でも使用できる。
体組成計によくある足を載せる部分の銀色が無いので、見た目がスタイリッシュで部屋に置きやすい。
厚さが2.6cmと薄いので棚の下や、洗濯機と壁の間などのちょっとした隙間に立てかけて収納もできる。
天板は反射しやすく、指紋や足形がくっきりと残ってしまうのが、タオルやアルコールティッシュで簡単に拭き取れる。頻繁に拭き取り天板が清潔に保たれるとプラス思考で行こう。
本体のカラーバリエーションが2色(ホワイト・ブラック)あるので、汚れが気になる場合はホワイトの購入を検討してほしい。
本体をひっくり返した裏面に乾電池(単4電池)を入れるボックスがある。
「いまどき、乾電池かよ」と思ったかもしれないが、個人的にはコード類がごちゃごちゃしない乾電池式なのも購入の決め手なのだ。
本体に単4電池が付属しているので、購入後すぐに使い始められるのも良い。
数年前から充電式の乾電池を使っているが、やっぱりおすすめはエネループ。
付属の乾電池が使えなくなったら、すぐさま買い替えよう。
裏面の四隅にゴム製の滑り止めがついており、体重計に乗った時にも安定感がある。
Anker Eufy Smart Scale P2 Proは16項目の測定が可能だ。
- 体重
- 体脂肪率
- BMI
- 心拍数
- 筋肉量
- 骨量(kg)
- 水分量
- タンパク質
- 基礎代謝量
- 内臓脂肪
- 体脂肪量
- 除脂肪体重
- 体内年齢
- ボディタイプ
- 骨格筋量
- 皮下脂肪率
こんなにたくさん体重計の小さい液晶に表示できるの?と思っていたが、体重計に表示されるのは体重・体脂肪率・心拍数の3項目だけ。
残りの13項目はアプリ内で確認できる。すごい。
測定した数値がアプリに反映されるのはWi-FiかBluetoothに接続されているときなので、必ずしも体重計の近くにスマホを置かなくてもよい。
私の場合は、着替えの上にスマホを置いて計測している。
接続が復帰したタイミングでデータを自動で同期するので、測定時にアプリを開かなくても大丈夫だ。
Anker Eufy Smart Scale P2 Proのおすすめポイントをレビュー
Anker Eufy Smart Scale P2 Proのおすすめポイントを簡単にまとめると
- 16項目計測はモチベーションアップになる
- きれいなグラフをめざして体重計に乗る習慣がつく
- Appleのヘルスケア、Google Fit、Fitbitと同期可能
それぞれのメリットの詳細を紹介していく。
16項目計測はモチベーションアップになる
購入前、16項目計測できると知っても「そんなに要る?」というのが本音だった。
すべての数値の意味を知る必要はないと思っていたし、知ろうとも思っていなかった。
でも、それは違った。いざ16項目を計測され数値で出されるとあらゆる項目が気になり始めたのだ。
細かなデータに振り回されてはいけないが、数値と目標を出されるとクリアしたくなるのだ。
体重・体脂肪の数字を追うだけでは目標の体重にはなっても、理想の体形とはならないと知り水分量や骨量、筋肉量などすべての項目を適正内にしたいという意欲が湧いてくるのだ。
すると不思議と体を動かす時間を増やそうと思ったり、階段を使うようになるモチベーションになっていることに気が付いた。
きれいなグラフをめざして体重計に乗る習慣がつく
Eufy Smart Scale P2 Proで測定した数値は専用アプリ「EufyLife」に自動で送信・記録される。
そして、記録された数値はアプリ内でグラフ化され履歴が一目でわかりやすい。目標体重も表示されるので、目標数値との比較もしやすい。
そして何より、毎日体重計に乗る習慣ができた。
理由は2つある。
1つ目はEufy Smart Scale P2 Proが体重計に乗るだけで個人を判別して測定できるという極限まで操作を減らした測定方法のおかげだ。
電源ボタンを押したり、個人用の設定を呼び出す必要が無い。体重計に乗るだけで測定が完了する。
私はお風呂に入るタイミングで測定するのだが、全裸で体重計と向き合ってられない。もたもたしてると風邪ひいちゃうから。特に冬場ね。
2つ目はグラフの自動生成機能。
グラフを自動で作成されるので、1日でも体重計に乗らないとデータの抜けが発生し、きれいなグラフにならない。ごまかしがきかないのだ。
人間は意思の弱い生物だ。特に体重が右肩上がりの時は今日は体重計良いかな?と悪魔がささやいてくる。ささやく前に忘れていることもあるけど。
でも心の隅によぎるのだ。ここでやめていいのかと。ここまで毎日、計測してきたじゃないかと。
人間は続けてきたことを手放しづらいというサンクコスト効果を良い方に使える。
Appleのヘルスケア、Google Fit、Fitbitと同期可能
Eufy Smart Scale P2 Proで測定した項目データは、Appleのヘルスケア、Google Fit、Fitbitと同期可能だ。
私はiPhoneユーザーなので、Appleのヘルスケアアプリと同期させている。
ヘルスケアアプリとの連携方法は「EufyLifeアプリとappleのヘルスケアアプリを連携させる方法」を参考にしてほしい。
Eufy Smart Scale P2 Pro前まで、ヘルスケアアプリで記録をしていたので連続して記録を残せる点が気に入っている。
Anker Eufy Smart Scale P2 Proのいまいちポイントをレビュー
- 計測終了が分かりづらい
計測終了が分かりづらい
Anker Eufy Smart Scale P2 Proは計測が終了しても、何も音沙汰がない。
測定終了は目視で確認するしかない。
計測終了時に「ピッ!」と鳴るなど「終わったよ~」と教えてくれる機能があれば嬉しかった。
自動で計測・記録までしてくれるのに、測定完了は目視で確認が必要というのは、あと一歩足りない残念感が残る。
しかし、これは「測定した結果を自分の目で見て受け止めろ」というAnkerからのメッセージなんだろう。うん、きっとそう…
Anker Eufy Smart Scale P2 Proのレビューまとめ
Anker Eufy Smart Scale P2 Proを実際に使用してみて感じたことを紹介してきた。
16項目を乗るだけで測定・記録してくれるのが便利すぎて、今後、自分で記録を付けることは出来なくなりそうだ。
計測終了が分かりづらいという弱点はあるが、測定と記録の便利さの方が圧倒的に勝っている。
これから体重管理をしようと思っている人におすすめの体重計・体組成計だ。
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