声だけで端末を操作できるスマートホームに憧れて、「Amazon Echo Show 5」を購入した。
Amazonの音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」搭載、ディスプレイ付きのスマートディスプレイだ。
ディスプレイ付きを選んだ理由も併せて、詳細なレビューを紹介していく。
Alexa(アレクサ)搭載 Echoシリーズの種類
ディスプレイの付いたEcho Showシリーズは、4種類あるので、以下に比較表を作ってみた。
Echo Show 5はシリーズの中で最小サイズ。その分、価格が抑えられており、初めてのスマートディスプレイに最適なデバイスだ。
Echo Show 5の外観
Echo Show 5の大きな特徴はディスプレイ付きのスマートスピーカー、スマートディスプレイだという点だ。
ディスプレイがあることで、スマートスピーカーにプラスα・動画の視聴やフォトフレーム等の機能が加わりエンタメ機能が充実している。
ディスプレイ上部にはマイク・カメラカバー・マイクとカメラのオン/オフボタン・音量ボタンがある。
カメラカバーが物理シャッター方式なので、盗撮等を物理的に遮断できる点が安心できる。
- カメラ ON
- カメラ OFF
背部のスピーカー部分は手触りの良いファブリック素材で、さらさらしている。
また、カラーバリエーションが3色あるのでお気に入りの色を見つけよう。(私はチャコールを購入した。)
Echo Show 5のカラーバリエーション
- グレーシャーホワイト
- チャコール
- ディープシーブルー
背面下部に専用の電源ポートがある。
ACアダプタは正方形なうえ、大きく他のコンセントに干渉する点がいまいちなポイントだ。
Echo Show 5の使い方・できること
Echo Show 5はできることが多彩なので、全てを紹介することができない。
ここからは、代表的な機能と私が実際に利用している機能を紹介する。
- タイマーを起動
- アラームをセット
- 天気を確認する
- 音楽を流す
- ラジオを流す
- プライムビデオを視聴する
- amazonで買い物をする
- フォトフレーム機能
- 置時計として使う
タイマーを起動
音声コマンド例)
アレクサ!3分タイマーセットして
スマホを取り出すのが面倒な時によく使うのが、タイマー機能。
スマホの時計アプリを探すのが面倒なので、アレクサにお任せしている。
カップラーメンを作ったり、家トレや勉強時間の計測にも使っている。
アラームをセット
音声コマンド例)
アレクサ!明日の朝6時に起こして
朝のアラームは定型アクションに組み込んでしまったが、お昼寝したい時に活躍している。
寝過ごし防止、出発時間の通知などにも使用している。
天気を確認する
音声コマンド例)
アレクサ!明日の○○市の天気を教えて
朝の忙しい時間に見過ごしがちな天気予報もアレクサに質問すれば、すぐに返答してくれる。
ディスプレイ付きなので、音声を聞き逃しても視覚で確認できるのもメリットだ。
また、Echo Showシリーズは自分の住所を登録しておくと、定期的に天気予報をディスプレイ上に流してくれる。
ふと目をやった時にも天気予報を確認できるのは便利だ。
音楽を流す
音声コマンド例)
アレクサ!おすすめのジャズを流して
Amazon Musicに接続して、希望のプレイリストや楽曲を流してくれる。
部屋の掃除や、気分転換に私用することが多い。
アレクサは連携している音楽配信サービスが7種類と豊富な点も嬉しい。
- Amazon Music
- Apple Music
- AWA
- Spotify
- dヒッツ
- うたパス
- TUNEIN
ラジオを流す
音声コマンド例)
アレクサ!TBSラジオを流して
アレクサにradiko(ラジコ)のスキルを登録すると、Echo Show 5でラジオを聞けるようになる。
ラジコは音声もクリアで聞きやすく、AMラジオリスナーとしてかなり重宝している。
ラジコの音声操作に慣れすぎて、各ラジオ局の周波数が思い出せなくなってしまうほどだ。
プライムビデオを視聴
音声コマンド例)
アレクサ!プライムビデオで○○を流して
プライム会員御用達のプライムビデオもEcho Show 5で視聴できる。
ちなみにYouTubeの再生も可能だが、検索画面のレスポンスがイマイチなのでおすすめできない。
- YouTube再生画面1
- YouTube再生画面2
私はキッチンに置いて、お皿洗いの20分間にアニメを見ていることが多い。
ディスプレイが5インチと小さいので、長編映画を見るには向かないが、流し見程度で見ているアニメやドラマを視聴するにはちょうど良い大きさだ。
amazonで買い物
音声コマンド例)
アレクサ!買い物リストに○○を追加して
洗剤や電池など、定期的に購入が必要なものは音声でamazonの買い物リストに追加できる。
買い忘れ防止などに役立つが、音声で買い物すると本当に欲しい物か判別できないので、私はこの機能をオフにしている。
手順は以下の通りだ。
アプリ右下の「その他」をタップ。
「その他」の項目から「設定」をタップ。
アカウントの設定をタップ。
音声ショッピングをタップ。
- ONの状態
- OFFの状態
音声ショッピングのトグルボタンをタップして「OFF」に設定。
フォトフレーム機能
Echo ShowシリーズはAmazon Photoと連携して、アップロードした写真をディスプレイに表示してくれる。
「こんなことあったなぁ」と振り返るきっかけにもなるし、自動再生のフォトフレームは部屋に彩りを与えてくれる。
置き時計として使う
Echo Showシリーズは待機中に時間を表示してくれる。
Echo Show 5 リビングなど目につきやすい場所に設置しているので置き時計の代わりとして十分に機能してくれる。
Echo Show 5のいまいちなポイントをレビュー
Echo Show5の使い方や、できることには満足している。
しかし、「これはどうかな…?」と感じる所もあったので紹介する。
マイクが弱い
Echo Show 5はマイク感度が弱いと感じることが多い。
特にテレビの前に設置した時はこちらの指示を聞き取ってくれないシーンが増えた。
マイクの能力が低いと、便利になるはずの音声操作がストレスの原因に変わってしまうので、出来るだけ雑音が乗らない場所に設置しよう。
電源アダプターが大きい
外観チェックの際にも触れたが、Echo Show 5の電源アダプターは大きい。
一般的な電源タップだと両側の空きコンセントにも干渉してしまう。
幅広の電源タップを購入して対応するか、電源タップの端を使うのがおすすめだ。
リモートリモコン「Switch Bot hub mini」と連携でもっと便利に
リモートリモコン「Switch Bot hub mini」とアレクサを連携させると、テレビやエアコンなどのリモコン操作が必要なほとんどのデバイスが、音声で操作できるようになる。
普段のリモコン操作が音声操作になると、リモコンを探す煩わしさが消え、QOLが上がること間違いなしだ。
Echo Show5のレビューまとめ
スマートホームを目指す、第一歩として「Amazon Echo Show 5」を購入した、今では生活に欠かせない存在になった。
出張先のホテルでも「アレクサ!」と呼びかけてしまうことがあるくらいだ。馴染み過ぎである。
Amazon Echo Show 5導入で、生活がより便利に快適になったので、スマートホームを目指す方はぜひとも購入を検討してほしい。
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