実家に暮らすこと22年。
県外の会社に勤めることになり、実家を出て会社の独身寮で一人暮らしをすることになった。
正確には社員寮のため水周りは共用だし、食堂もあって男だけのテラスハウス状態。
大学生の頃に憧れた念願の一人暮らしだったが、そこは大学生と社会人で生活が大きく違ったことで夢は見事に夢のまま終わってしまった。
若干の灰色感がある一人暮らしスタートとなり、結局TVすら買うこと無く、社会人生活を送っている。
初めての一人暮らしで様々な不安がある中、テレビを買わなかった理由とテレビのない生活の実態をお伝えしよう。
初めての一人暮らしならテレビはあった方が良い
テレビのない生活をしているが、初めて一人暮らしをして金銭的、部屋のスペース的に余裕があるならばテレビは買った方が良いというのが私の実感だ。
私がテレビを買わなかった最も大きな理由が「実家でテレビを見る事がほぼ無かった」からだ。
学校に行く前のニュースと、帰宅してから見るアニメ程度でずっとテレビに囲まれた生活では無かった。
むしろ、テレビを雑音に感じる事が多かったし、amazon Praimeに加入してからはアニメはタブレットで見るようになって、テレビ離れしていた。
そんな私でも、一人暮らしをするならテレビの購入を検討した方が良いと今になって思う。
テレビの無い生活は少し寂しい
テレビ購入を勧める理由は、一人暮らしの寂しさを紛らわす道具としてテレビが最適だからである。
生まれてからずっと実家に住んでいると、どこに居ても、何をしていても誰かの音が聞こえてきた。
自分の部屋を与えられていても、隣には弟が居たし、母が父を呼ぶ声や姉の話し声が聞こえてきた。
実家にいる間、時に思春期はそういったものが煩わしくて一人暮らしに憧れていた面があった。
しかし、実際に一人暮らしになると無音だ。
まず、一人なので会話がないし、音楽を聴いていてもずっと聴いていられるわけではない。
生活音というものがある。一人暮らしになると、生活音がなくなるのだ。
無音の世界は、快適だし、集中できるけれど人の温もりはない。
要するに寂しいのだ。
テレビが必要でない理由
慣れとは恐ろしいもので、最初は寂しく感じていた生活もなんとも無くなる。
仕事が忙しくなるの連れて、テレビを見る時間そのものが少なくなる。
帰宅して、ご飯食べて、お風呂に入ったら睡眠の時間だ。
テレビを見る余裕がないのだ。
唯一、食事の時にアニメを見ている。
こうなるとテレビは必要ではないと感じるようになる。
テレビの無い生活
テレビの無い生活はどういったものか。
その実態を書いていく。男の一人暮らしの一端を見ておくれ。
娯楽はインターネットから得る
基本的にインターネットがあれば暇つぶしには困らない。
何か音が欲しければYoutubeを垂れ流しておけば良いのだ。
ただ、インターネットは自分で調べる手間がある。
テレビはリモコン1つで必要、不必要に関係なく情報が流されてくる。
その点が違うが、基本はインターネットがあれば動画配信サービス、radikoを利用して「音」が手に入る。
誰かいるという安心感は意外に得られるのだ。
テレビの無い生活は暇か
テレビが無いと話すと「暇にならない?」と聞かれる事が多い。
確かに暇を感じるときはあるが、そうで無い時の方が多い。
自分にはこのブログもあるし、読みたい本もあるし、やりたい事は結構ある。
テレビがあるとやりたい事を押しのけてテレビを点けてしまう。
「なんとなく、ダラダラ」する事になる。
そういう時間も必要だけど、テレビは視覚を奪われてしまうので「ながら作業」には向いていない。
テレビを見ながらブログを書く事や、本を読むのは自分にとってはかなりハードルが高い。
自分の時間を手に入れると考えるとテレビの無い生活はメリットがある。
外出することが多くなった
平日は会社から帰ってきたら泥のようになるだけなので、テレビはなくても暇を感じない。
でも、休日となると話は変わってくる。
やっぱり、ぼーっとテレビを見たいなぁって時は来る。
ただ、テレビが無いので結局、外出することになる。
行く先は図書館だったり商店街だったり人の気配を感じられる所が多くなった。
出不精だった私が土日のどちらかは外出するようになったのは部屋にテレビが無い事が大きい。
ブログだろうが、読書だろうが暇な時は暇なのだ。
一人暮らしにテレビの購入は要検討
テレビは無くても生活できるけれど、あれば生活が潤うのは確かです。
テレビの無い生活は、時間の確保が簡単にはなりますが味気がないと感じることもあります。
ただ、テレビを無くしたところで、YoutubeやSNSなど魅力的な暇つぶしはたくさんあるし、自分もテレビを見ていた時間がそちらに流れただけかもしれない。
一人暮らしをするなら、最初は無しでスタートして、テレビ欲しいなぁと思ってから購入しても遅くはない。
無いなら無いで意外に生活できるのである。
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