圧倒的な耐久性と無骨でカジュアルなデザインで人気な森野帆布のカバン。
私も大学生の頃に手軽な価格設定と「ビニロン」素材の耐久性に惹かれて購入し、愛用し続けている一人。
森野帆布を実際に愛用する者の一人として、その魅力と気になる点をお伝えしたい。
森野帆布の特徴
購入前、「そもそも帆布とは?」という疑問があった。
Wikipedia先生によると
帆布(はんぷ、英語: canvas)とは平織りで織られた厚手の布である。綿や麻や亜麻で作られる。
加えて、森野帆布の製品に使われている素材は「ビニロン」という合成繊維である。
ビニロンは、綿に似た風合で高強度・高弾性率、耐候性、耐薬品性、防水・防炎といった性質を併せ持っている。
森野帆布に使われる素材の特徴は以下の通りだ。
- ビニロンという綿によく似た風合いの厚手生地
- 高強度・高弾性率:変形に強く型崩れしにくい
- 耐候性・耐薬品性:変形・変色・劣化しにくい
- 防水・防炎:水濡れに強く、燃えにくい
ただし、染色がしにくい弱点がある。森野帆布の製品も帆布のカラーバリエーションが少ないのも納得である。(その分、持ち手のカラーリングが様々な色がある。)
森野帆布の素材、その耐久性は一言で言えば「最強」なのである。
森野帆布のお手入れ
森野帆布の製品は、水に濡らした布巾で拭いてお手入れをする。
防水性に優れている為、水ぶきが可能だ。革製品に比べて、お手入れのハードルがグッと低い。
見た目が綺麗でも、拭いてみると意外と汚れが付いていた!なんて事があるので、月に一回程度は拭くように心がけている。
ただし、濡らしたティッシュなどを使うとティッシュの方がボロボロになってしまうので気を点けていただきたい。
色移りはしないが、色落ちはする
5年間ネイビーのトートバックを使用していたが、さすがに新品同様の色合いを保つことは難しい。
白い服などに色移りは無いが、色落ちはした。深いネイビーだったが5年使っているので徐々にくすんでしまった。
鞄の底角は禿げてしまい、地の色が出ている。さすがの耐久力でも、色の変化がには抗えないようだ。
それでも穴が空いたり、使用に困ることがないのはさすが評判通りの耐久力だ。
森野帆布は2~3万円の価格帯
お小遣いを貯めれば大学生でも買える価格帯である。
2~3万円払えば、海外ブランドの革カバンも選べる価格帯であるが、使用の目的が大きく異なる。
革製品だと、雨の日に使用するのは気が引けるし、満員電車でどこかに引っ掛けて傷が入った日には最悪である。
森野帆布はその耐久性で圧倒的な実用性がある。
電車やバスを持つ間に直接アスファルトの上に置いても抵抗感が少ない。
それは、森野帆布の素材を信じているからだし、ラフに扱っても壊れない実績がある。
使用している安心感が違うのだ。
森野帆布のおすすめ製品
森野帆布の鞄はビジネスにも、プライベートにも使いやすいトートバックが人気だ。
カラーバリエーションは少ないが、手持ち部分の組み合わせが多数あるのでお気に入りの配色を見つけるのが結構楽しい。
私が所有しているのはトートバックとサコッシュであるが、それ以外のカバンも買いたくなっては諦めを繰り返している。
王道のネイビー×ホワイトやオールブラックがかっこよくておすすめ。
以下からは森野帆布の代表的な製品群である。
トートバック(小):SF-0196
商品名 | 森野帆布 SF-0196 |
サイズ | 約44cm×31cm×11cm (幅×高さ×厚み) |
重さ | 約570g(ショルダーテープ無) 約670g(ショルダーテープ有) |
素材 | 森野帆布、牛革、ナイロン |
ビジネスシーンで使うならこのサイズ感がおすすめ。
- A4クリアファイルを収容可能
- 13インチのノートPCが入る
A4サイズのクリアファイルがスッポリ入る大きさのトートバック。
13インチのノートパソコンをインナーバックに入れても収容できる大きさだ。
SF-0196の詳細レビューは「【森野帆布】黒一色の最強ビジネストートバックSF-196Pを紹介!」で紹介しているので、気になった方はぜひ、参考に読んでほしい。
トートバック(大):SF-0208
商品名 | 森野帆布 SF-0208 |
サイズ | 約52cm×35cm×13cm (幅×高さ×厚み) |
重さ | 約820g(ショルダーテープ無) 約940g(ショルダーテープ有) |
素材 | 森野帆布、牛革、ナイロン |
上述のSF-0196より一回り大きいサイズで、荷物が多い時はこちらを使用している。
二泊三日程度なら着替えを詰め込んで持ち運び可能だ。
しかし、普段使いには大きすぎるので、旅行などで活躍している。
- 2泊3日の着替えが入る
- 内側の収納ポケットは6個
私が使用しているのは同じシリーズでネイビーと白色の組み合わせが爽やかなSF-0320。
SF-0320の詳細レビューは「【森野帆布】最強素材のトートバッグSF-0320を使っている感想!!」で紹介している。
リュックサック:SF-0613
商品名 | SF-0613 |
サイズ | 32×44×12cm (幅×高さ×厚み) |
重さ | 約1,000g |
素材 | 森野艦船帆布、抗菌機能ナイロン、合成皮革、牛革 |
両手が空くので行動の幅が広がるリュックサック(バックパック)タイプ。
自転車通勤など、両手を使いたいシーンにおすすめ。
SF-0613は所有していないが、ぜひ購入したい森野帆布製品の一つ!
ボディーバック:SF-0198
商品名 | SF-0198 |
サイズ | 約18cm×47.5cm×9cm (幅×高さ×厚み) |
素材 | 森野帆布、牛革、ナイロン |
内側二段の内ポケットで財布やスマホをしっかり小分けする事が可能。
背面にもファスナーポケットが有り、新聞紙をそのまま収納することもできる。
サコッシュ:SF-0314
商品名 | SF-0314 |
サイズ | 約35cm×25cm×5cm (幅×高さ×厚み) |
素材 | 森野帆布、牛革、ナイロン |
- 11インチのiPad Airを収容可能
- 500mlペットボトルが入るサイズ
見た目よりも収納力があるサコッシュ。
ペットボトルとタブレット、ソフトカバーの本が一冊入る大きさで私が出かける時の相棒だ。
SF-0314の詳細レビューは【レビュー】身軽に街を歩くなら、森野帆布のサコッシュSF-0314がおすすめ!で紹介している。
森野帆布は評判通りの耐久力
大小2つのトートバックとサコッシュを所有しているが、どの製品も満足である。
特に小さいトートバックは通勤カバンとして使用しているが、A4クリアファイルにノートパソコンが余裕で入るし、両手が空く肩掛けでとても使いやすい。
良いものを長く使うのがモットーの私には森野帆布のカバンは最適だった。
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