【骨髄提供体験談⑤】採取後の生活【末梢血幹細胞採取】

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体験談①:ドナー選定通知から血液検査まで
体験談②:血液検査から最終同意まで
体験談③:最終同意から入院まで
体験談④:入院から採取まで

今回は、骨髄採取が終わり日常生活に戻るまで(退院から約1ヶ月間の生活)を紹介する。

  1. ドナー選定通知から血液検査まで
  2. 血液検査から最終同意まで
  3. 最終同意から入院まで
  4. 入院から採取、退院まで
  5. 退院後の生活
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退院から2週間後 退院後の健康診断

退院から約2週間後、採取後の健康診断を受けた。今回の健康診断は血液検査がメインだった。

病院のシステムがダウンしている稀な状況に遭遇しつつも、無事に採決をしてもらえた。

血液検査の結果は全く問題なし!腫れた左腕も残り2週間もあれば治るでしょうとのことだった。

今回の結果をコーディネーターのTさんに伝えて、骨髄採取は無事に終わった。

コーディネーターTさんとは、健康観察のための電話連絡が2回残っているが、血液に悪い影響が出ていないことに安心した様子だった。

退院から3週間後 患者さんから手紙が届く

健康診断から1週間後、骨髄提供を受けた患者さんから感謝のお手紙をもらった。

手紙をもらえると、本当に自分の骨髄提供を受けた人がいるんだなと実感できる。

お互いの個人が特定できる情報は書けないが、心が温まり、今後の自分の人生も悔いなく生きようと思える手紙だった。

もちろん、返信の手紙を書いた。

患者とドナーは手紙のやり取りを2回までできるのだが、私はこの一回限りだった。

どこかで、元気に過ごしているといいな!

退院から1ヶ月後 コーディネーターさんとのお別れ

退院から約1ヶ月後、ここまで色々お世話になったコーディネーターのTさんと最後の電話だ。

コーディネーターさんは、一回のコーディネートが終わるとドナーの連絡先を消さなければならず、次に会えるとしたら、もう一度私がドナーに選ばれて、Tさんを逆指名するしか無いのだ。

ブログに書ききれないくらい、細かなところまで配慮してもらったり、丁寧なコーディネートで最後はなんだか友達みたいな、提供までの時間を過ごした戦友みたいな感じで、本当にTさんが担当になってくれて良かったなと思った。

本当にありがとうございました。

もう一度、会える気もするけど、もしもこのブログに辿り着いていたら嬉しいです。

退院から1.5ヶ月後 骨髄提供の謝礼金を受け取る

骨髄提供は善意のボランティアだ。しかし、自治体によって骨髄提供への協力への謝礼がもらえる。これは申請が必要だが、自治体のホームページに詳しく申請方法が掲載されているので、簡単に申請できる。

私も存在をコーディネーターさんに教えてもらい、提供後に申請した。

謝礼金は全部で14万円、指定した銀行に振り込まれていた。ほぼ全ての自治体で1日当たり2万円が支給される。入院期間だけでなく、健康診断や血液検査など骨髄提供に要した全日数なので、7日間の満額が支給され、14万円だ。

また、私が入っている生命保険には、骨髄ドナー提供のオプションがあり、保険金10万円を受け取った。

保険の種類によっては、もっと高額な保険金がもらえう場合があるので、もしも骨髄提供をすることになったら確認しておこう。

合計で24万円。プチセレブだ!思いもよらぬ収入で素直に嬉しいぞ!血と肉になりそうなものでも食べに行こう。

骨髄提供を終えて

選ばれた当初の不安はどこに消えたのか、選定が進むにつれて選ばれたい!という気持ちが強くなり、実際の提供が終わると不思議な達成感があった。

病院に行くのは平日になるし、1週間の入院生活は退屈で、薬の影響で腰も痛くなったりするのは大変だけど、総合的には良い体験だったと胸を張って言える!

これまで以上に健康に気をつけるようになったし、何より、私が生きていることで救われる可能性が上昇した命があるというだけでも特別な経験だと思う。

他人の健康な骨髄を病気になった人に骨髄に入れ替えれば、病気が治るかもと考えた人は変態的なサイコパスだとは思う。けれど、その人の挑戦がなければ骨髄の病気は今も不治の病だったのかもしれない。

色々な人の挑戦と試行でこの世界が作られてきたと考えると私の骨髄提供も、人類の何かしらの一歩になっていたら良いな。

もしも、この記事を読んで骨髄提供をしたいと思ってもらえたらぜひ、骨髄ドナーへ登録してほしい。有名な水泳選手が白血病になった時に、ドナー登録と献血の数が急増したらしい。この記事にもそんな力を込めた。

本当によろしくお願いします。

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