Notionでサブスク管理ページを作ったので、勢いに任せて固定費全般を管理するページを作成した。
Notionを使い始めて3ヶ月ほどだが、使いやすいページができたと思う。
Notionで固定費管理の完成形
今回作成する固定費管理ページの完成形は以下のようになる。
記入する項目はご自身の物に合わせて欲しい。
Notionで固定費管理ページの作り方
今回の固定費管理ページは「リストビュー」で作成する。
項目の洗い出し
家賃や電気、ガス、水道代など思いつく限りの項目を並べていく。
以前、サブスク管理のページを作成したが、今回もサブスク欄も作成した。
項目(行)は一番下の「+」ボタンで追加できる。
カテゴリーの整理
洗い出した項目をカテゴリー分けする。
カテゴリー分けは必須ではないが、自分がどんな分類にお金を使っているか把握するために有効だと思う。
今回は、以下のようにカテゴライズした。
- 生活に必須=インフラ
- 各種保険=保険
- 各種サブスク=サブスク
1月から12月までの列作成
項目の洗い出しとカテゴリー整理が終わったら、毎月のデータを入力する列を作成する。
1~9月は頭に0をつける(01月、02月…とする)と、各ページを開いた時、昇順で並ぶのでおすすめ。
年間料金の算出
notionはエクセルなどの表計算ソフトと比べると行(横方向)毎の計算が難しい。
エクセルのサム関数のような合計値を一発で出せる関数がないからだ。
とはいえ、今回求めるのは年間料金なので単純に1月から12月のセルの足し算でOKだ。
数式は以下の通りだ。
01月) + prop(
02月) + prop(
03月) + prop(
04月) + prop(
05月) + prop(
06月) + prop(
07月) + prop(
08月) + prop(
09月) + prop(
10月) + prop(
11月) + prop(
12月)
実際のNotion画面では以下のようになる。
月平均の算出
年間の利用料金を算出したところで、項目毎の月平均も求めてみる。
Notionには平均値を出せる関数は無い。(エクセルでいうaverage関数)
年間料金を月数で割り算しようと1年=12ヶ月と考えて、年間料金÷12とすると年末にならないと実際の数値より少なく計算されてしまう。
そこで、年間料金を今月の数字で割ることで当月分までの平均値とした。(3月の場合、年間料金÷3となる)
Notionには、今月の月数を求められる関数month()があるので、それを利用する。
現地時間に従って、指定した日付の月に対応する0から11までの整数を返す。0は1月、1は2月など。関数は0-11で1年を計算するため、関数で求めた値に+1をしている。
また、round関数で、小数点以下は丸めた。
料金が確定する毎月末にはその月までの平均値が得られる。
最も近い整数に丸められた数値を返す。
実際の数式は以下の通りだ。
年間料金) / (month(now()) + 1))
実際のNotion画面では以下のようになる。
固定費管理ページの備考欄
支払い方法の記録
各項目の支払い方法を書いておいた。
引っ越しや、契約先の変更などで支払い方法を変更するための備忘録的に使っている。
契約先の記録
電力自由化などで、光熱費であっても契約先が変更しやすくなった。
自分がどこと契約しているのか把握するため、こちらも備忘録的に書いてある。
Notionで固定費管理のまとめ
今まではエクセルを使って、固定費管理をしていたがNotionで挑戦し、使いやすくなった。
個人的な達成感としては、平均料金の計算が実装できたのが嬉しかった。
Notionも、sum関数やaverage関数などで合計値と平均値が求めやすくなればいいのになぁ〜。
Notionを使ったサブスクの管理表は「Notionで増えすぎたサブスクを管理しよう」で作成方法を紹介しているので、ぜひ参考に読んでほしい。
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