マイカー以外の名古屋観光で欠かせないのが、市営地下鉄と市営バス。
土日は1日乗車券の「ドニチエコきっぷ」を使うとお得なのだが、意外と利用している人を見たことがないので、知名度は低いのかもしれない。
岐阜・名古屋に住んでいた頃は、ヘビーユーザーでかなりお世話になった。
この記事では初めてドニチエコきっぷを買いたい人、使いたい人に特徴を紹介していく。
※記事内の写真は大人600円となっているが、2019年10月に消費税10%増税に伴い大人620円に値上げされている。
土日限定の一日乗車券・ドニチエコきっぷの概要
ドニチエコきっぷは、名古屋市交通局が販売する乗車券で、土曜・日曜・祝日に利用できる。
その他にも名古屋市が制定した毎月8日の「環境保全の日」、年末年始並びにお盆期間の休日ダイヤ運行日でも利用できる。
通常のバス・地下鉄一日乗車券と同様に、名古屋市営地下鉄及び名古屋市営バスの全線が乗り降り自由だ。
ドニチエコきっぷの買い方
ドニチエコきっぷは以下の場所で購入ができる。
・自動券売機
・改札窓口
・駅長室
・市バス車内
・市バス営業所
・交通局サービスセンター
・乗車券販売店(店舗によって取り扱いのない券種があります)
※自動券売機・改札窓口では、マナカのSF(現金)で一日乗車券・24時間券が購入できます。
料金は大人620円、小児310円。
支払いは基本現金だが、交通局サービスセンターでの購入に限り、クレジットカードや交通系ICカード、iDやQUICPay、コード決済での購入が可能。
名古屋市営地下鉄は1区間で200円で、市バスは210円。
行き帰りの往復で400円以上使用すると考えると、一度でも途中下車するか行き先が複数ある場合はかなりお得だ。
以下では、実際に買うことが多いと思われる駅構内の自動券売機、市バス車内の買い方を紹介する。
市バス車内での買い方
市バスの車内で買う時は、乗車時に運転手さんに伝えます。
自動券売機以外で購入すると樹脂製磁気カードでもらえる。
観光の記念に残したい人はこちらがおすすめ。
後述するが使い方は紙製磁気券と同じ。
駅構内の自動券売機での買い方
通常の切符を買うのと同じ手順で買える。
画面の案内に従って1日乗車券を選ぶと購入日の日付が入った1日乗車券が出てくる。
自動券売機で購入すると紙製磁気券になる。いい感じでダサい。
その他の場所での買い方
自動券売機以外で購入する場合は、手売りなので担当してくれる方に「1日乗車券(ドニチエコきっぷ)をください」と伝えればOK。
ドニチエコきっぷの使い方
ドニチエコきっぷの利用範囲は以下の通り。
▼名古屋市営地下鉄
名城線
名港線
鶴舞線
桜通線
上飯田線
名古屋市内を走る名鉄やJR、あおなみ線では使えない。
例えば鶴舞線なら、豊田市行きの赤池より先(豊田市)は名鉄の路線になるので繰越清算が必要となる。
▼名古屋市営バス
名古屋市内の観光地をめぐる「メーグル」
ゆとりーとライン高架区間(大曽根から小幡緑地)、名鉄バスは利用がでないので注意。
市バスでの使い方
市バスでドニチエコきっぷを購入した場合は、最初に運転席横の機械にきっぷを通す必要があります。(この際、利用した日付が刻印される。)
2回目以降は、バスの運転手さんに日付を見せると乗車する。結構、アナログ!
地下鉄での使い方
通常の切符と同様に、自動改札機に通すだけ。
1日乗車券のため、降車の際に改札を通しても切符が出てくるので取り忘れに注意!
特典もいろいろ!ドニチエコきっぷ
ちなみに名古屋市はドニチエコきっぷなどの一日乗車券を見せるだけで、割引などの特典が受けられるサービスが充実している。
飲食料金が10%OFFになったり、入場料が100円引や200円引になるのでぜひ利用したい。
名古屋港水族館(※入館料割引)
大人 2,030円→1,830円 小中生 1,010円→810円 幼児(4歳以上) 500円→400円
名古屋城(※入館料割引)
大人 500円⇒400円 ※中学生以下は無料
東山動植物園(※入館料割引)
大人 500円⇒400円 ※中学生以下は無料
なんだか、名古屋帰りたくなってきた。
コメント
利用予定が決まっているなら予め地下鉄駅等で購入しておくという方法がありますね。
機械に通したとき=利用日ですから、頻繁にお使いになるならまとめ買い&ストックか有用かもしれません。