いつものように三脚(SLIK ライトカーボン E74)を広げていると、脚パイプが抜けてしまった。
どうやらナットを緩めすぎたせいで、抜け止めごと脚パイプが抜けてしまったようだ。
これくらい簡単に修理できるだろう思いきや、案外難しく手間取ってしまった。
というわけで私と同じように、SLIKの三脚(ナット式脚ロック)の脚パイプが抜けて困っている方の為に、修理の仕方を写真を交えながら紹介しよう。
慣れれば5分くらいで修理できる。
SLIK 脚パイプのパーツ
ナット式脚ロックのパーツは以下の3点だ。
SLIK 三脚ナット式脚ロックのパーツ
- ナット
- ナットリング(2個1セット)
- 抜け止め(2個1セット)
パーツが揃っていることを確認したら、いざ修理!
抜けた脚パイプの修理方法
ナット⇒ナットリング⇒抜け止めの順に取り付け
まずは脚パイプに、パーツを「①ナット⇒②ナットリング⇒③抜け止め」の順に取り付けていこう。
ナットはねじが切ってある方を下(地面側)に向けてパイプに通す。
ナットリングは噛み合わせた状態でパイプに通していく。
抜け止めは、脚パイプに空けられた穴と抜け止めの出っ張りを合わせる。
上記の2パーツと違って、隙間ができる状態が正解だ。
ガイドに抜け止めの隙間を合わせて取り付け
ここからは、抜けた脚パイプをはめ直す工程に入る。
まずは、差し込む側のパイプを見て欲しい。
写真だとわかりづらいが、細いガイドがある。
このガイドに先ほどの抜け止めパーツの隙間を沿わせると……
抜けた脚パイプが差し込める。
これが結構難しく手間取る。
ナットを締めて終了
脚パイプが差し込めたのを確認したら、ナット式ロックをくるくるとまわして、修理完了!
普段通りに使えるようになった。
まとめ ナットの緩めすぎに要注意
ここまで紹介してきた通り、SLIKのナット式脚ロック機構の三脚は脚パイプが抜けてしまっても修理することができる。
ただし、修理にはコツがいるのでナットの緩めすぎにはくれぐれも注意されたし!
コメント