ヒグマの息遣いを感じられるすぎる！昭和新山熊牧場に行ってきた！

ヒグマを見てみたいけど、野生のヒグマを見る勇気はない！

ので、昭和新山の熊牧場にやってきた！

北海道の大自然を象徴する存在、ヒグマ。

個人的には遭遇したくない野生動物ランキングぶっちぎりのNo.1だが、一度はその姿を見てみたかったのだ。

昭和新山の熊牧場で実際にヒグマを見た感想は「自然環境下でヒグマに出会ったら確実に死ぬな…」という実感だった。

なぜ、そう思うのか。昭和新山の熊牧場に実際に行ってみた感想をご紹介したい。

昭和新山熊牧場の概要

駐車場

駐車場は昭和新山の観光用駐車場と兼用で乗用車400台分のスペースがある。

駐車料金は乗用車：500円、 二輪車：200円。どちらも一日分。

北海道の観光名所はどこも駐車場が広くて助かるね！

アクセス

昭和新山は洞爺湖の近くにあり、アクセスは良好。

札幌から車で約2時間なので、洞爺湖周辺のホテルを予約している人は札幌を午後に出発しても間に合うと思われる。

チケット料金

入場料は大人（中学生以上）900円、小人（6歳以上）500円。

そんなに高くもないが、熊牧場自体が広い施設ではない。

大体30分くらいの滞在時間で満足できるので、料金による満足度は個人差がありそう。

昭和新山熊牧場のレビュー

牧場内に入るとかわいい石彫りの熊達がお出迎えしてくれる。

しかし、牧場内に入った途端に聞こえてくるのは可愛いげのかけらも無い熊のうめき声と鳴き声。

この時点で、やばい気がする。下手なお化け屋敷よりも怖いぞ。本能がやばいと告げる音だ。

と、とにかく、順番に園内を見に行こう。

生後一年未満！こぐまゾーン

お土産売り場から出てすぐ左側にはこぐまゾーン。その名も「こぐまの幼稚園」。

私が行った時には生後二ヶ月くらいのこぐまがいた。

水浴びをしたり、

背中をこすったり。かわいい。

後ろからはまったく可愛くない声が聞こえているけど……

檻があっても怖い！くまのアパート

檻に囲まれた中に1~2歳のヒグマが3~4頭くらいいる。

若い分血気盛んだ。さっきから聞こえてくるうめき声・鳴き声は主にここから発せられている。

檻の隙間から器用に手を出して、餌をねだってくる様子はかわいいけど……

その爪はまったく可愛くないです！

安全管理はバッチリされているだろうけど、万が一を考えると怖すぎる。

成長しきったヒグマ！若くま牧場・大牧場

塀の下に成長しきった大きなヒグマがたくさんいる。

先ほどの1~2歳のヒグマ達よりは落ち着いた雰囲気を醸し出している。

餌をねだり方も熊の個性が出てくる。立ち上がったりアピールしたり、手を上げる熊もいる。

実は着ぐるみで、中に人がいるんじゃないかと思うくらいにそれぞれの個性が出ている。

大牧場には「人間の檻」と呼ばれる展示スペースがある。

その名の通り、檻の中に人が入っていきヒグマを間近に観察できるスペースだ。

写真で言うとちょうど熊の下の鉄格子がついているところだ。

しかし、流石にギブアップ。正直に言おう、怖気付いた。人間の檻に入るのは無理だ！

北海道に行く前に熊害について調べすぎたせいか、ヒグマが本当に怖い。

最後にもう一度赤ちゃんを見て癒されて見学終了とした。

昭和新山熊牧場のレビューまとめ

自然の環境下では絶対にお目にかかりたくない動物だけど、興味をそそられる動物ヒグマ。

こうやって熊牧場で安全に見学できてよかった。

ただ、ヒグマのうめき声や鳴き声は本当に怖い。

こんなんにある日森の中であったら、確実にパニックになるよ。怖すぎる。

いやー、本当に檻があってよかった！

ちなみにヒグマの恐ろしさを知るには 吉村昭 作の「羆嵐」がおすすめ。

羆嵐（新潮文庫）

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三毛別羆（ひぐま）事件をベースにした作品で、この小説のせいでヒグマへの恐怖心が高まったといっても過言ではない！

三毛別羆事件のwikipediaも読み始めると止まらなくなるのでお時間のある時にぜひ！

昭和新山熊牧場の情報