ラジオクラウドで聴けるラジオの中でも、私は安住紳一郎の日曜天国(以下、日曜天国)という番組にハマっています。
過去にPodcastで配信されていたものの、TBSラジオがPodcastの配信を2016年に止めてしまったので、現在はラジオクラウドのみで聴くことができます。
日曜天国は、安住さんの面白い語り口と中澤さんの明るい笑い声が魅力です。
この記事では、そんな日曜天国の中でも安住さんの3本柱の趣味の一本である「パンダ」についてのエピソードをご紹介します。
パンダの楽園は和歌山県にあった!アドベンチャーワールドの梅梅と永明の事情
2008年11月16日「お梅さんと永明さんの事情」
ラジオクラウドで一番初めに配信されたパンダの話。
この頃の安住さんはまだ、ライトなパンダファンの語り口。
パンダといえば上野動物園という私達の認識を大きく変えるお話でした。
和歌山県のアドベンチャーワールドのパンダ、梅梅(お梅さん)と永明(ながあき)さんの昼ドラも真っ青なドロドロな恋愛関係を語っています。
私のお気に入りは上野動物園の雄パンダ、リンリン-陵陵の話です。
同じ哺乳類の雄として同情を禁じえない。
全く同感です。
知らない場所で?知らない飼育員の前で?の問いかけは笑っちゃいますね。
パンダをここまで擬人化できる安住さんの話力に脱帽です。
2010年8月15日「すごいよ永明」
「お梅さんと永明さんの事情」をお聴きになったら是非聞いて欲しいのがこのエピソードです。
パンダのムーブメントを2年前に捉えていたという自慢話から、パンダの恋愛事情について深く切り込んでいきます。
主に永明さんがいかに優れた雄かという話で受けどね。
自分の結婚相手を2クラスの中だけで選びなさい!
パンダの受胎可能期間は3日間に万全をぶつけられる!
答えられるのは哺乳類の雄代表の永明さんだけ。
このエピソードでも、安住さん自身も語っていますが「お梅さんと永明さんの事情」が綺麗にまとまりすぎていますね。
安住さんのパンダ命名チャレンジから、ほとぼりが冷めるまで
2011年2月20日「33%の確率で当たる話」
中国から上野動物園に二頭のパンダがくるということで、パンダのにわかファンではない事を証明するために安住さんが取った行動。
それはパンダの名前を当てるという事。
そんな離れ業を見せるべく、約30分をかけてパンダの名前を考えます。
というよりも予想に至るまでの思考を語ります。
これを聞いてわかるのは、この人(安住さん)はヤバイ人。
2011年5月15日「伝説の男」
頭の中で中島みゆきさんの「ヘッドライト・テールライト」を流しながら聞いてください。
「伝説の男」自体は他のエピソードと比べると盛り上がりに欠けますが、このエピソードを聞いているといないでは次回の「私は魂を売りました」を聞いた時の面白さが大きく変わります。
2011年5 月22日「私は魂を売りました」
前回のラジオ放送を受けて、パンダ特集番組の依頼を受けた安住さん。
パンダの命名から、ほとぼりを冷ますまでの例え話の流れが秀逸です。
人が飽きるまでの流れ、そして飽きられないための工夫を孫とおじいちゃんの関係性に喩えています。
これがめちゃくちゃに面白い。
ところどころ、電波障害が生じますが大事なところでは噛まないのがプロのアナウンサーだなーと思いました。
2012年7月8日「パンディストの予想が出ました」
初めのダンサー・安住の話も面白いですが、本編はパンダです。
残念なことに生まれたパンダは放送から三日後に死亡してしまったのですが、生まれたてのパンダの生存率が低いことにも触れています。
ただ、それでも予想を立てた安住さん。
次回放送でも番組冒頭に謝罪していました。
アドベンチャーワールド 永明さん再び!
2014年12月7日「哺乳類界を代表するオス 永明」
またしても、和歌山アドベンチャーワールドのプレイボーイパンダ永明のお話です。
やっぱり、永明はすごいよ。
この頃に永明さんのすごさに気づき始めた世の中。
かくいう私も日曜天国のポッドキャスト組でしたので、この頃の情報番組のパンダ知識は手に入れていました。
面白いくらいに日曜天国で話されていたことが出てきて見ていて飽き飽きしていた思い出があります。
パンダのカップリングを学校の組分けで例えながら話されますので、人間並みに異性を選ぶパンダの習性を面白く、わかりやすく語ってくれます。
あなたは奥さんの機嫌の良い日を3日間当てられますか?
しかも二人を同時に!
まさに至難の技。しかし、それを平然とやってのける永明さん。
さすが、哺乳類を代表するオス!
和歌山アドベンチャーワールドの赤ちゃんパンダ命名に乗り出す
2015年2月8日「和歌山の赤ちゃんパンダ 桜浜と桃浜」
上野動物園に引き続き、日本のパンダ総本山和歌山県アドベンチャーワールドの赤ちゃんの名前も予想を始めた安住さん。
和歌山県で生まれたパンダは「○浜」と必ず「浜」がつくこと。
双子のパンダ、メスのパンダということでペアで可愛い名前が来ると予想します。
かつ、地名、血縁の縛りがなくなり命名が自由に行える分予想が難しくなる気がするんですけどね。
まさかの人間の赤ちゃんの人気がある名前を拾い出します。
あれ、この人独身だよね?とか思っても口に出しちゃ、だめ!
パンダの命名の裏にこんなに裏付け、大人の事情、政治が絡んでくるとは思いませんよね。
2015年2月15日「ふたごの赤ちゃん名付け親証が送られていきました」
前回の放送でパンダの命名式にお呼ばれするために、女性スタッフの名前まで借りて応募した安住さん。
パンダの赤ちゃん名付け親証が送られてきたのは、もちろん女性スタッフの名前でした。
命名特典も使えず、どこかテンション低めな安住さんの語り口がじわじわ来ます。
策を練りすぎて、策に刺さってますね。
パンダ命名復活とピンクピン太郎の爆誕
2016年12月11日「パンダ命名塾〜いつやるの?今でしょ〜」
パンダの白黒コントラストを黄ばんでくるという表現力が素敵。
パンダ命名を初めて8年目、ついに命名式の日時まで当てるようになってきた日曜天国。
いつの間にかパンダ命名塾まで開いていたようです。
某進学塾のCMパロディの完成度が高いです。時代を感じますね。
BGMがあっているようで合っていないのがツボにハマります。
聴取者を巻き込んでのイベントにしてしまうとは、さすがですね。
命名式の様子まで録音してますが、この人たちだけ温度感が違う。
明らかにパンダ命名ガチ勢の温度感を楽しめますよ。
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