デスクワークへの転職で、一気にパソコン作業が増え、マウスにもこだわりたくなってきた。
長年愛用している「logicool G300s」も機能十分なのだが、有線マウスである点と、クリック時のカチカチ音が気になっていた。
そこで、仕事とブログで兼用できれば!と以前から気になっている「Logicool MX MASTER 3S」を購入した。大奮発だ!
購入の決め手は以下の3点。
- クリック音が静かで、どこでも使いやすい
- 1個のマウスで3つの端末と接続できる
- 高いカスタマイズ性で作業効率が上がる
logicool MX MASTER 3S のスペック・特徴
製品名 | MX MASTER 3S |
サイズ | 高さ:124.9mm 幅:84.3mm 奥行き:51mm |
重さ | 141g |
センサー技術 | Darkfield高精度 公称値: 1000 DPI |
DPI(最小値と最大値) | 200~8000 DPI(50 DPI刻みで設定可能) |
カラー | グラファイト : MX2300GR ペールグレー : MX2300PG |
Logi Bolt USBレシーバー | 高さ:18.4mm 幅:14.4mm 奥行き:6.6mm 重量:2g |
参考 | logicool公式サイト |
logicool MX MASTER 3S を実際に使って分かったこと
さすがは1万円を越える価格帯のマウス!
使用感が今まで使っていたマウスとは一味も二味も違った。
logicool MX MASTER 3Sのおすすめポイントをレビュー
クリック音が静かで、どこでも使いやすい
MX MASTER 3Sは、MX MASTERマウスシリーズのマイナーチェンジ版とはいえ、大きな進化を遂げたのが静音クリックの搭載だ。
正直、静音機能がなかったら購入には至らなかったと思う。
完全に音がなくなるわけではなく、「ポコポコ」という控えめなクリック音はする。
しかし、よほど静かな今日でなければ気が付かないレベルだ。
諸事情で入院した時や静かな図書館で作業した時にも、周囲へ配慮できるので大活躍だった。
マウス特有のカチカチという煩わしい音からは解放されるのは大きなポイント。
私が静音マウス使うと戻れなくなる理由の一つだ。
一石三鳥!マウス1つで3台の端末と接続
logicool MX MASTER 3Sは1台で3個の端末と接続できる。
私は会社用のWindowsPCと、私物のMacBook Air、iPad Airの3台を登録している。
- Windows PC(会社)
- MacBook Air(私物)
- iPad Air(私物)
後述のカスタマイズは、登録した端末それぞれに設定できる。
私のようにMacとWindowsであっても使い分けができますし、同じWindowsでも使用用途が異なる場合にも使い分けが可能!
テレワークも増え、仕事用、プライベート用の垣根が低くなったので、一台で複数の端末を使い分けられるMX MASTER 3Sはかなり重宝している。
高いカスタマイズ性で作業効率が上がる
MX MASTER 3Sには7個のボタンがあり、それぞれをカスタマイズできる。
(左/右クリック、戻る/進む、アプリの切り替え、ホイールモードシフト、ミドルクリック)
戻る、私は戻る/進むボタンをコピー/ペーストにカスタマイズした。
さらに、同じボタン配置でもアプリごとにカスタマイズを登録できるので、以下のような登録もできる。
ブラウザ:戻る/進む
アプリごとに個別に登録できるので、使用頻度に合わせたボタン登録で作業効率が上がる。
フル充電後約70日間使用できるバッテリー
MX MASTER 3SはUSB-typeCで充電する無線マウスだ。
MX Master 3Sは、フル充電後最長70日、および1分の急速充電で3時間使用することができます。
参考:ロジクール公式HP
購入後、実際に毎日使用して1ヶ月弱が経過したが、バッテリー残量は50%だった。
無線マウスなので、充電しながら使用できるのが嬉しい。
パソコンとUSBケーブルの接続だけでは使用できない点に注意!
あくまでも、ペアリングされていることが使用の条件だ。
一気に1000行以上をスクロールできる高速ホイール
MX MASTERシリーズ最大の特徴である高速スクロール。
1,000行以上に及ぶエクセルを処理したり、長くなったブログ記事の校正にも役立っている。
ぶん!っとホイールを回せば、一気に最終行まで到達できるのでスクロールによる手間は一気に減少した。
MX MASTER2Sには細かな行をスクロールできるラチェットモードがあったが、MX MASTER3から廃止された。
MX MASTER3Sは、磁力でフリースピンとラチェットを切り替え、ラチェットモードもカチカチ感は少ない。
とはいえ、指先で両モードの違いは感知できるので使いにくさは感じない。
購入前、高速スクロールの扱いが難しい・微調整ができないのでは?という心配は杞憂に終わった。
地味に活躍するサイドホイール
使わないのでは?と思っていたサイドホイールが、地味に活躍する。
ブラウザ間のタブ移動をカスタムしてから使い勝手が向上した。ブログやサイト作成では、プレビュー画面を表示しながら編集をしていくことがほとんど。
その際に、サイドホイールをクリクリっと動かせばタブ間を移動できるのは思っている以上に便利だった。
また、フォトショップやイラストレータのように横移動が必要なソフトで、マウスポイントを横スクロールバーに移動させる煩わしさから解放された。
logicool MX MASTER 3Sのいまいちポイントをレビュー
手の小さな人は使いにくい
購入前、手の小さい方には使いにくいというレビューをよく見た。
私も1万円を越えるハイエンドマウスを使うのは初めてだったので、何度も家電量販店に行ってマウスを試し持ちしたので、そのレビューもよくわかる。確かに、マウスとしては大きい。
私は手が大きい方なので、持ちにくさは感じない、むしろ持ちやすい。
参考までに私の手のサイズは、手の平から中指までの長さ:約210mm、横幅:110mmだ。
マウスのサイズが高さ: 124.9mm、幅: 84.3mmなので完全に包み込んで持てる。
しかし、身長160cm弱の女性が持ちやすいかと問われると難しいとも感じた。
購入を迷っている方は、実機を確認してからの方が良さそうだ。
サイズの迷いを無くすには実機確認
1万円を越えるハイエンドマウスは中々、普通の家電量販店には売っておらず、私も主要駅前の家電量販店まで行って確かめた。
MX MASTERシリーズはナンバリングが違っても、サイズはほぼ変化がない。
MX MASTER 2S | MX MASTER 3 | MX MASTER 3S | |
---|---|---|---|
高さ | 126mm | 124.9mm | 124.9mm |
幅 | 85.7mm | 84.3mm | 84.3mm |
奥行き | 48.4mm | 51mm | 51mm |
重さ | 145g | 141g | 141g |
MX MASTER 3Sの実機がない場合は、旧モデルで握り心地を確認しても良さそうだ。
据え置き前提。持ち運びにはケースが欲しい
MX MASTER 3Sは141gの重量とサイズ感は、据え置き前提ともいえる。
ゴリゴリのプロ向けマウスなので当たり前かもしれない。
私のように持ち運びを考えている人には専用のケースを使うことをお勧めする。
ケースをつけると更にサイズアップするが、1万円超のマウスを裸で持ち歩く度胸が私には無かった…
最大の弱点は価格
logicool MX MASTER 3S購入における最大のネックが価格だ。
logicool公式ストアの定価は16,940円。Amazonでも15,400円で販売されている。
マウスに1万円以上出すのは気が引ける方も多いと思うし、私もその一人だ。
静音クリックが不要ならば、旧型のlogicool MX MASTER 2Sも選択肢に入れたい。
2022年amazonのブラックフライデーでは7,900円まで値下げされていたので、かなり狙い目だ。
しかし、通常時は差額が1,100円程度なのでまんまと3Sを買ったのが私だ。
でも、実際に使ってみて分かったが、このマウスは15,000円の価値がある!
logicool MX MASTER 3S はどんな人におすすめ?
まとめると「logicool MX MASTER 3S 」はこんな人におすすめだ。
- 仕事の作業効率をあげたい人
- マウスの持ち運びが少ない人
- 静音無線高級マウスが欲しい人
logicool MX MASTER 3Sのレビューまとめ
最後におすすめポイントと残念なポイントをおさらい。
- クリック音が静かで、どこでも使いやすい
- 1個のマウスで3つの端末と接続できる
- 高いカスタマイズ性で作業効率が上がる
- 手の小さな人は使いにくいかも
- 据え置き前提。持ち運びはケースを
- 1万円超えの価格は勇気がいる
価格が1万円超だが、その価値はあったと実感している。
logicool MX MASTER 3SはMX MASTERシリーズ待望の静音クリックを手にいれ、より使いやすくなった。
購入を悩んでいる方は、ぜひ!!
amazonのマウスパッドもおすすめですよ(ボソッ)
価格を抑えて有線マウスで高機能なマウスをお探しの場合は同じくlogicool製の「logicool G300s」がおすすめ。
詳細レビューは「【logicool G300s レビュー】ゲーム以外にもおすすめのゲーミングマウス!マクロの設定方法も紹介」で紹介しているので、ぜひ参考に読んでほしい。
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