自宅の狭いデスク環境でも快適なワークスペースを作れないか、日々思案している。
そんな時に、ノートパソコンで気軽にトリプルモニター環境を構築できる「『Kwumsy S2 14』というデバイスを利用してみませんか?」というお誘いを受けた。
これはいっちょ試し見るか!ということで、Kwmusy S2を実際に使ってみたレビューをご紹介する。
この記事は「Kwumsy(クムシー)」様からデバイスをレンタル使用しています。
- 手軽にトリプルモニターを実現
- ラップトップに適した14インチモニター
- HDMI・USB-Cポートで簡単接続
- M1、M2 MacBookは1画面表示
- モニターの圧迫感がある
Kwumsyとは
KwumsyはUSB-C ハブ、キーボード製品や今回レンタルしたS2 14などのポータブルモニターを主製品とするメーカーだ。
あまり聞きなれないブランドだったので、HPから企業概要を引用してみると
2014 年に設立されたKWUMSY は、アジアからヨーロッパまでさまざまな大陸をまたぐ多国籍ブランド。当社の工場は中国にあり、設計チームは韓国、日本、ドイツ、英国に営業所を置いています。
参考 Kwumsy 公式サイトAbout Us
とのこと。
Kwumsy S2 14のスペック・特徴
サイズ | 35.3 x 20.7 x 3.8 cm |
---|---|
重さ | 約1.62kg |
入力 | USB-Cポート×3(1画面) |
モニターサイズ | 14インチ(Full HD)×2 |
パッケージ内容 | AKwumsy S2 14(本体) USB-C to C ケーブル×2 USB-A to C ケーブル×2 USB-C to HDMI ケーブル×1 取扱説明書 トラベルバッグ |
Kwumsy S2 14は14インチモニターが2つあるポータブルモニターだ。
広げてみるとこんな感じ。羽を広げた孔雀みたい。
それぞれのモニターに架台はなく、ノートパソコンを支えるための脚がついている。
カーボン調の背面がかっこいい。
各モニターにはUSB-Cポートが3つあり、USB-A・USB-C・HDMIからの入力に対応している。
ノートパソコンからの給電で稼働するのでケーブル類でデスクがごちゃごちゃせず使える。
専用の袋がついており、手提げバッグのように持ち運びできる。
Kwumsy S2 14のおすすめポイントをレビュー
Kwumsy S2 14のおすすめポイントを簡単にまとめると
- 手軽にトリプルモニターを実現
- ラップトップに適した14インチモニター
- HDMI・USB-Cポートで簡単接続
それぞれのメリットを紹介していく。
手軽にトリプルモニターを実現
ポータブルモニターでも数少ないトリプルモニターが使用できるのは大きなメリットだ。
使用していて便利だと感じたシーンを下にまとめた。
- 動画を見ながらネットサーフィン
- 写真や資料を見ながら記事の執筆
- Web会議で資料を確認・説明する
特に便利だと感じたのは資料作成。
マルチモニターにすることで調査資料や使いたい画像・グラフを確認しながら作成を進められる。
ZoomなどWeb会議も資料をモニターに映しながら、参加者の表情を確認できるので説明しやすいなど、在宅ワーク中も大活躍だ。
ラップトップに適した14インチモニター
Kwumsy S2 14は2枚あるモニターのサイズは14インチ。
14インチというサイズ感がノートパソコンで使用するのにちょうど良い。
ノートパソコンのモニターとほぼ同じサイズのモニターなので、モニターあたりの情報量が揃い、作業の切り替えがシームレスに感じた。
また、持ち運びの面でもノートパソコンと同じサイズなので、普段使用しているバッグで持ち出せるのは嬉しい。
HDMI・USB-Cポートで簡単接続
Kwumsy S2 14はマルチOS対応に対応している。
- Windows
- Mac OS
- Linux
- Android
- 任天堂 Switch
HDMIかUSB-Cポートがあるデバイスなら、ケーブルを接続するだけでマルチモニター環境を構築できる。
専用アプリのインストールなどの煩わしい手間は一切ない。
付属しているケーブルもたくさんあるので、あらゆるデバイスに対応できる。
- USB-C to C ケーブル×2
- USB-A to C ケーブル×2
- USB-C to HDMI ケーブル×1
付属のUCB-C to CケーブルはL字になっており、取り付けやすく外れづらいのも細かな工夫を感じる。
Kwumsy S2 14のいまいちポイントをレビュー
- M1、M2 MacBookは1画面表示
- モニターの圧迫感がある
M1・M2 MacBookは1画面表示
これは私の確認不足でもあるのだが、Kwumsy S2 14はM1、M2 MacBookをサポートしていない。
対象のMacBookでは1画面しかモニター表示することができないのだ。
メインPCがM1 MacBook Airの私にとっては痛恨のミス!
M1・M2 MacBookを使用している人はKwumsy P2 Proが対応しているので、そちらを購入しよう。
トリプルモニターの圧迫感
Kwumsy S2 14を実際に使ってみるとトリプルモニターゆえの圧迫感がある。
視野が狭いので作業に集中できる効果もあるが、長時間使用すると疲れてくる。
マルチモニターの環境に慣れていない場合、より強く感じるかも知れない。
トリプルモニターで使用する明確な目的がない場合には、S2 14ではなく、デュアルモニターとして運用できるKwumsy S1も選択肢に入れてみてはいかがだろう。
Kwumsy S2 14はこんな人におすすめ
出張などの外出先でも、マルチモニター環境を実現したい人におすすめだ。
トリプルモニターゆえに、カフェで使うにはスペースが足りないが、ビジネスホテルでもマルチモニター環境を構築できたのは感動だった。
専用のワークスペースがない人には、省スペースでマルチモニター環境を構築できるのは大きな魅力だ。
Kwumsy S2 14のレビューまとめ
Kwumsy S2 14は、狭いワークスペースでもマルチモニターを実現できる魅力的なデバイスだった。
レトリプルモニターという特性ゆえ明確な使用イメージがないと、3枚のモニターを使いこなせない可能性もあるが、逆にハマった時の作業しやすさは格別だ。
ノートパソコンを中心としてワークスペースを構築中の人は、Kwumsy S2 14の導入を検討してみてはいかがだろうか。
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