実家暮らしを続けて22年。
一人暮らしを初めて気がついたんですが、今までの自分ってかなり家族(特に親)に甘えが強く出ていました。
一人暮らしがえらいとか、実家暮らしは甘えだとかを言いたい訳ではないのですが、やはり実家暮らしは甘えが出てしまうよねと感じました。
だって、実家にいると楽だし、世話焼いてくれるし、なんでも受け身でできて楽だもんね。
じゃあ、一人暮らししている奴が偉いのかと言うとそうでもないし。
まぁ、私の場合一人暮らしをせねばならんので、思ったことをつらつらと書いていこうと思います。
社会人になって初めて実家を出た
社会人になったのを機に22年住んでいた実家を出ました。
と言っても、会社の独身寮に住んでいるので行う家事といえば洗濯くらいのものです。
その洗濯ですら、面倒くさいと愚痴っている訳です。
だから、自立できているのかと言えばそうでもないです。
一人暮らしの自由さに憧れていたので、念願の一人暮らし達成、春のやる気に導かれ自分のやりたい事を思う存分にしています。
例えば、このブログも実家にいた時よりも書く時間が多くなっています。
また、週末は本を読んで過ごしたり、割と楽しくやっています。
一人暮らしになってから、自分がやりたい事を思う存分にできているという充実感があります。
受験勉強もまともにしたことのない人間が、30分自転車漕いで図書館に毎週通うようになりました。
実家暮らしをしていると、週末は家族で出かけたりする事が多く、自分一人になる時間が少なかったので、ブログや読書という自分と向き合う作業時間は少なかったように思います。
ましてや、ブログの事は家族には話していませんし、話すつもりもありません。
話が少しそれましたが、一人暮らしをする事でなりたい自分になる為にやるべき事をやれるようになったと感じています。
それは、やはり実家暮らしでの甘えが無くなり、自分がやらなきゃという思いが何処かで働いているからだと思います。
一人暮らしは楽しいけれど、疲れる
一人暮らしは、自分のやりた事を思う存分に行うには最適です。
ただ、初めて一人暮らしは楽しい反面、かなり疲れます。
なぜなら、自分でやる事が増えるからです。
・毎朝起きる
・家事を行う
・昼寝の管理も自分
・甘やかすのも、厳しくするのも自分次第
いろいろな事を自分の判断で、やる、やらないを決められる分、疲れます。
特に私のように実家暮らしの時に甘えてた人ほど、一人暮らしは最初、大変です。
私の場合、朝起きるのが苦手でしたが、社会人になったこともあるのでしょうが、なんとか起きられるようになりました。
人間、環境が変わればできるという事はあります。
しかし、その分どこかで無理をしている訳です。
一生懸命やっている訳でなくても、小さな疲れは蓄積されているように思います。
それが自由の代償だと思えるか、しんどすぎる、やっぱりどこかで甘えたいと思う気持ちが勝つのか、日々のメンタルに左右されます。
実家暮らしは楽だし、甘えられる
実家って、最高に快適じゃないですか。
特に私は実家にいた頃は、家事という家事をやっていませんでした。
朝は起こしてもらえるし、昼寝をしすぎても起こしてもらえる。
食べたいものがあれば、リクエストもできる。(叶うかは母親次第)
一人暮らしも自由ですけど、実家暮らしは実家暮らしで自由ですよ。
出かける先や、門限に縛られるという制限はつきますが、制限内での自由は大いにあったのです。
実家暮らしをしていた時は、何もしなくても快適に過ごせていました。
そして、快適に過ごしていると人はドンドンと甘えるようになる訳です。
実家にいる間は何か努力をしなくても明日のご飯は出てくるし、着る服も出てくる。
別になりたい自分になる必要もなく生活できます。
まさにぬるま湯状態です。
これで、自己研鑽だ、成長だというのは私には無理でした。
だって、実家で暮らしている今が最高に楽で快適なんだもん。
居心地が良すぎて、今を変えようという気持ちにならないんですね。
でも、それじゃあダメなんだと思うのです。
一人暮らしは自立できるチャンスか
会社の独身寮とはいえ、曲がりなりにも一人暮らしを始めて、自分の生活は大きく変わりました。
自分の好きな事をするためのハードルは大きく下がりましたし、充実度も上がりました。
ただ、実家で暮らしていた時のような安心感とか、快適さというのはまだ感じられません。
慣れてきたら、会社の寮でも快適に暮らせるかもしれませんね。
住めば都という奴です。
なんだかんだ言っても実家から一度出ないと気づけないこともあります。
ずっと実家暮らしができれば、幸せなんですがどこかで自立しないといけませんしね。
疲れた時は実家に帰ってリフレッシュして、頑張りたい時は自分の空間を用意して集中する。
この流れを作り出せるのが一番ですね。
結論としては、実家に帰りたいなという話でした。
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