社会人になり、休みの日にやることがない時は図書館に通っている。
学生時代から図書館で過ごすのが好きだったので、過ごし方は色々と工夫してきた。
この記事では、図書館でのおすすめの過ごし方・利用の仕方をお伝えしたい。
図書館での過ごし方
図書館の魅力は、本やCDを無料で貸し出してもらえる事だけではない。
私が図書館を利用する最も大きな理由は快適な空間で勉強や読書に集中できるからだ。
読書
図書館でやること、まずは読書。
館内をパッと見渡しただけでも、一生をかけても読みきれない圧倒的な蔵書がある。
公共の図書館といえど、専門書や技術書といったお堅い本ばかりではない。
意外なことに、雑誌や趣味の本もたくさん置いてあり、自分の世界を広げてくれる。
もちろん、自分で購入した本を読んでいても良い。
Kindle Unlimitedに契約してからは、iPadで読書することも多くなった。
勉強
学生時代から勉強するときにも図書館にはお世話になった。
TVや好きな漫画が置いてある家とは違い、図書館は誘惑が少ない。
周りの人も読書や勉強をしていて、「勉強しないと!」とモチベーションにもつながる。
資料集め
図書館には、街の本屋さんでは置いていないような専門書も置いてある。
専門書は新書や単行本よりも価格が高く、なかなか購入できない。
技術書や専門書の中には絶版になっていたり、入手しにくい本もある。
そんな時にも膨大な蔵書で応えてくれるのが図書館の魅力だ。
大学時代、よく研究資料を集めに大学図書館に篭っていた。研究室の人間関係にうんざりしていたのもあり、図書館はオアシスだった。
図書館のおすすめ利用方法
レファレンスサービスを利用する
読みたい本、探している本が見つからない時は、受付の司書さんに協力をお願いすると、読みたい本をすぐに探してくれる。
これが本当に助かる。もちろん、自力で探す前提はあるが、どうしても見つからない時は司書さんに相談している。
読みたい本があっても、題名が思い出せない…という時も司書さんに相談してみる。
「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」という本の中にも、「ねじ曲がったクロマニョンみたいな名前の村上春樹の本」から目的の本を探し当てた司書さんのお話が紹介されている。司書さんの探索能力すごい。
ねじまき鳥クロニクル
本来は読みたい本をメモしたり、ググったりして本の正確な名前を覚えてべきなのだが…
100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集
自習環境として利用する
図書館には心地良い静けさがある。でも、他人の息遣いを感じられる。
カフェやファミレスのような雑踏の音とは少し違う、ピリッとした緊張感のある静かさだ。
全然知らない人なのに、勉強している資格が一緒だと仲間意識を持ったり、競争心を持ったりする。
学生が勉強を教えあうヒソヒソした声が聞こえてくるのも好きだ。
この雰囲気が、やる気と集中力を出しやすくしてくれる。
本の購入希望(リクエスト)を利用する
読みたい本が図書館に無い場合、図書館へ購入希望(リクエスト)ができる。
申請方法は各図書館によって異なるが、多くの場合、図書館に申請用紙が置いてある。
公共物になるため、購入対象の本には審査基準が設けられているが、大体の本は買ってもらえる。
申請者には優先的に予約もしてくれるので、読みたい本がある時はぜひ利用しよう。
図書館を活用しよう
社会人でも、学生でも、図書館は最高に楽しい環境だ。
一人の世界が没入しつつ、他人からやる気をもらえる。
自習や読書以外にも、仕事をしても良いと思う。パソコンを使っても良い場所が設けられている図書館もある。
公共図書館もおしゃれな場所が多くなってきたので、今後図書館巡りをするのもおすすめだ。
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