短い時間でやる気を出したい時、お気に入りのTED talkを見ている。
この記事では、やる気を引き出したい時に私が観るおすすめののTEDトークをご紹介する。
どれも5分から長くても20分のプレゼンなので、隙間時間に観られる。
やる気を出したい時にみるTED トーク
快適さが人をダメにするのはなぜか|ビル・エクストロム
成長できる環境に身を置くためには
- 強制的に落とし込まれる(会社をクビになる)
- 他人に導かれる(教師、コーチ、上司に導かれる)
- 自分で入り込む(自ら複雑性を選択する)
の3つの方法がある。
毎日、同じ環境に居ては、人は成長できない。混沌(カオス)の中にいてこそ人は成長するという主張だ。
このTEDトークの中では、金魚鉢の金魚の話で例えらる。
金魚鉢の中は安全。でも、金魚鉢以上に体を大きくなれない。
逆に池の中で住めば外敵のリスクも増えるが、大きく立派な金魚になれる可能性もある。
ぬるま湯に浸かりすぎも良くないってことだね。
理想のキャリアを築けない理由|ラリー・スミス
夢中になることが見つからない人、見つかっているのに行動ができない人に観て欲しいTEDトーク。
語り口はかなり辛口だが、胸に迫る熱量があり引き込まれる。
打ち込めるもの、情熱を注げるものを見つければ、理想のキャリアを築けると知っていても、情熱を注げるものを探そうとしなければ、もしも情熱を注げるものを見つけても、今度は行動をしない
どちらも、理由は失敗することで、自分が傷つくのが怖いから。
しかし、TEDトークの中にあるように親が子供を諭す時に
「私にも夢があった、でも、お前が生まれてしまったんだ」
と言えるか、
「私のように夢を追いかけて頑張れ!」
と言える未来が良いのか?私の理想の未来はどっちだ。
内向的な人が秘めている力|スーザン・ケイン
内向なことは悪い事という考え方に物申すTEDトーク。
アイデアを生み出すには自分との対話が必要だと彼女は説きます。
外向的な人は社会的に目立ち、良い人と認識される。就活で実感するよね。
外向的が「悪」ではなく、内向的が「善」ではなく、バランスを取るのが重要で開放的なオフィス、グループワーク中心の教育、どれも良い面があって考え出されたものだ。
しかし、仕事にもっとプライベートな空間があっても良いし、自分一人で考える作業があっても良いのだ。
内向的であることに引け目を感じて、無理に明るく振る舞いがちなので、肩の荷が降りた気がした。
inside the mind of a master procrastinator |Tim Urban
コミカルなお猿さんの絵が印象に残るTEDトーク。
物事を先送りにしがちな私たちは、頭の中のお猿さんが快楽(楽さ)へ舵を取っているんだそう。
そして現れる、締切という名のパニックモンスター。
夏休みの課題のやり残し、ずっと手を付けていない仕事。それを締切直前に一気に片付けた事。
こんな経験をもうしない為に、本当にやるべきことをやる為に、人生の残日数を可視化するという提案だ。
幸福と成功の意外な関係|ショーン・エイカー
成功したから幸福である。幸福と成功をこのように考えがちだ。
しかし、このTEDトークでは幸福な状態であることが成功するための近道だと説く。
脳がポジティブに物事を捉えている時(幸福を感じている時)に、私たちのパフォーマンスは上昇するらしい。
ということは、幸福が成功を呼び、さらに幸せを感じられる良い循環が生まれる。
えっ!?最強では?
幸福を感じるヒントは1日に3個、良いこと、感謝していることを書き出す。
これを21日間続ける。すると、脳が勝手に幸せを見つけて、幸福を感じられるようになるらしい。
成功したから幸せなのではなく、幸せだから成功できる。これが、成功と幸せの意外な関係だ。
必要なのは10分間の瞑想だけ|アンディー・プディコム
このTEDトークの一番最初の問いは
「あなたが最後に何もしていない状態だったのはいつでしたか?」
に、そういえばいつだったろうかと思ったのは私だけでは無いはずだ。
現代人は心をいつもせわしなく動かしており、世界に反応するだけになっている。
だから、瞑想をして「今、ここ」を感じる。1日に10分だけ、一歩引いて「今、ここに集中する」ができれば、働きすぎた心を休ませよう。
成功者だけが知る、8つの秘密|リチャード・セント・ジョン
成功するにはどうしたら良いか?どうしたら成功できるか考えている人は多い。
TEDのメンバーに共通する8つのことを続けることで成功できるとリチャードは言う。
- 熱意
- 働く
- 特技
- 一点集中
- 押す
- 人の役に立つ
- アイデア
- 貫徹する
この8つが成功の鍵だそうだ。
そんなことは知ってるけれど、できないよと思った方は
「理想のキャリアを築けない理由|ラリー・スミス」
を見るのがおすすめ。
マット・カッツの30日間チャレンジ|マット・カッツ
このTEDトークでは、自分が生活に取り入れたいと思っていた事を30日間行ってみる事をすすめられる。
トーク自体は3分しかないが、「やってみよう」と思わせてくれる。
30日チャレンジのメリットは以下の通りだ。
- 自分がどこで何をしていたのか明確に思い出せる
- 小さな変化を習慣にするのにちょうど良い期間
- マンネリからの脱却
何かを始めたいと思っていても、なかなか始められない事がある。
私の場合、始めたことが続かないなんて事もしばしば。
そんな時こそ、30日チャレンジのチャンスかもしれない。
How to gain control of your free time|Laura Vandetkam
タイムマネジメント(時間管理)についてのTEDトーク。
タイムマネジメントの専門家である彼女は、「時間がない」=「優先順位が低い」という説を話す。
「2時間のTVを録画して、CMを飛ばす事で32分の時間が生まれます。
でも、もっと簡単に30分の運動時間を確保する方法があります。
それは、2時間もテレビを見ない事です。」
なるほど、確かに!と思った。
私たちは時間管理というと、どうしても小さな時間を節約して大きな時間を生み出そうとする。
でも実際には、1週間で168時間も自由に使える時間があり、その時間を自分がしたいことから埋めていくべきなのだ。
時間を言い訳にしてしまいがちな私には耳が痛いTEDトークの一つだ。
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