「ありがとう」って言われる仕事がしたいね。
自分の成果に対してもらえる、感謝の言葉と労いの言葉が本当に嬉しい。
感謝の言葉が欲しいと思ったきっかけ
大学4年生に、配属された研究室は最悪の空気が流れていた。
博士課程に進んでいる一人が研究室のルールであり、その人機嫌で研究室の空気が決まるといっても過言ではなかった。
中世ヨーロッパかな?また、運が悪いことに私は直属の後輩でありその機嫌に振り回されたのだ。
そんな1年を過ごすうちに、「ありがとう」って言葉が本当に嬉しく感じるようになったのだ。
ありがとう。それは万能の一言
当時、実験の試料を1つ作るのに丸一日かけて作って、先輩に見せてダメだったらやり直しを繰り返していた。
平面を綺麗に磨く必要があるので、妥協できないのはわかる。
でもさ、不合格の時に「だめ」、「やり直し」だけじゃ心が持たないの。
毎回ため息つきながら蔑むように言われたら心折れるの。こっちは人間なの。機械じゃないの。
人間はね、自分が低く見られていると感じるとやる気も無くなるし、相手に対する信頼も無くなるの。知ってる?
せめて、合格の時くらい「OK。ありがとう」って言ってくれたら良いじゃない。無言で当たり前のように奪い取らないで。
「ありがとう」、「助かるよ」、「大変だったでしょ」とか、あるじゃん!労いの言葉が。私より5年も多く生きているのに知らないの?
その子は私が徹夜で磨き上げ子なのよ!!
「ありがとう」の一言で、人間関係は円滑になるの。「ありがとう」は人間関係の5-56なの。
どんなに錆びついていても滑らかにしてくれるの。
やって当たり前は悪
大学生活を抜けて、社会人になって思うのは「仕事だからやって当たり前」は通用しない。
仕事がデキる人ほど感謝の言葉や労いの言葉をかけてくれる。
辛く、暗い研究生活で「ありがとう」なんて言葉もらえたら奇跡か空耳だと思い込んでいたけど、そうではなかった。
自分も仕事はできなくても感謝の気持ちを持って、言葉にして伝えていこうと思う。
私の文章を読んでくれてありがとう!!
コメント