大学3年生の時に就職活動を初めてしました。
大学の就職支援で教えてもらった自己分析は以下の方法でした。
・モチベーショングラフを書く
・好きなこと、嫌いなことを書き出す
・頑張ったことを書き出す
自己分析の王道ですね。
ただ、これで自分のことがわかれば、世話ない訳です。
自己分析が苦手だったから、モノから考える事にした
モチベーショングラフを書く?
小学生の頃の感情なんて思い出せん。
好きなこと、嫌いなことを書き出す?
自分が他の人やモノに興味がないことがわかった。
頑張ったことを書く
いや、そんなに頑張ったことないし。
という状態の大学生でした。
自分の事なのに、抱いていた感情や、頑張ったことを思い出せないとは如何なものかと思います。
それで、余計に自信がなくなり、自己分析も嫌いになっていく。
そこで、自分中心に考えるのをやめました。
具体的には自分の周りの物から、「自分」を見ることにしたのです。
周りにある物=好きな物
よく見たら、自分の部屋も、家の中も物で溢れています。
私は持ち物が多くない方だと思いますが、自分の部屋を見渡すと物がたくさんあります。
今向き合っている、スマートフォン、パソコン。
手帳、歯ブラシ、筆箱etc
無意識に私の生活の中にありますが、これらを買ったのは私です。
購入した経緯を思い出すことで、自分が何を思っていたのかを考える事にしたのです。
ヘッドホンにお金を出していたことから、音楽を聴くのが好きな時があったこと。
読んでいた本から、人間関係に悩んだことがあること。
ホコリをかぶったトロフィー(皆勤賞)から野球少年だったこと。
私たちの周りにあるものは、私たちの好きなもの、関わりのあるものしかないのです。
みんなとお揃いで買ったものがあるなら、協調生があると言い換えたりもできます。
押し売りで買ったものなら、押しに弱いのかもしれません。
デジカメを持っているなら、どんなものを写真に収めたかも見るのが楽しいかもしれません。
自己分析は自分を見つめることですが、自分の周りの物からも自分を見つめることは可能です。
周りにある物=必要な物
もしくは、周りにある物=必要なものです。
毎朝食べる食パンや、ご飯を食べる時に使う箸。
毎朝、牛乳を飲むかもしれないし、お茶かもしれない。
それを入れる容器はどんなものですか?
私たちが生活する上で必ず必要なものはあります。
しかし、人によってはそれは不必要かもしれません。
私はパソコンは生活に必要だと思っていますが、スマホで十分という人もいます。
家にいる時にスリッパを履く人と、履かない人がいます。
普段、何気なく使っているものから他人との差異が隠れていたりします。
個人的に驚いたのは、食パンに何も塗らない層がいることです。
トーストして、そのまま食べる。
いや、ジャムとかバター(マーガリン)塗れよ。
と、最初は思いましたが、食べて見たら意外に美味しくて今は何も付けない派です。
自分が当たり前だと思っていることが、他人にとっては当たり前でないのです。
そんなところから、自分の一面を感じ取ることができると思います。
まとめ:自己分析で自分を見つめる事に疲れたら
自己分析していると疲れます。
加えて私のように深みにはまると、自己嫌悪感も出てきます。
自分は何も頑張ってこなかった人間だとか、興味が薄い淡白な人間だとか、思うことありますよね。
そんな時は、自分を見つめるのをやめましょう。
そして、自分の周りにある物を見てみましょう。
そこには、自分の好きな物や、考えていたことがハッキリと出ているかもしれません。
自己分析に疲れた時は視点を変えて、モノから自分を見つめてみてはいかがでしょうか?
コメント