初めての引越しとトイレットペーパー

衛生用品・ヘルスケア

こんなご時世だが、仕事を転職した関係で8月から関東の某県に引越した。

8月頭からバタバタと過ごして一ヶ月。やっと落ち着いた感じがする。

学生時代は実家、社会人になってからは会社の寮に住んでいたから、人生24年目で初めての一人暮らし。

居住するアパートは内見はできず、ネットの写真のみで決めてしまったが、大変満足している。

風呂トイレ、洗濯機までも共用だった寮生活とはオサラバし、自分の城を持つ喜びを噛み締めていたが…

お腹が痛い。荷物が届くにはまだ2時間以上あるし、まずはマーキングっていうのも動物としての本能かしら?

浮かれポンチで、トイレに入って気がついた。

ペーパーが無い。トイレットペーパーがない!

当然ながら、本日明け渡された新居にトイレットペーパーが設置されているわけがないのだ。

これは?…手か?マイハンド?My right hand??

いや、まて冷静になれ!

「至急至急、肛門括約筋、あと何分いける?」

「5分だ。」

「お前、最寄り駅まで何分か知って行っているのか?15分だぞ!見知らぬ土地でトイレが使える場所なんて俺、知らないよ。どうしたら…」

「…10分だ。それ以上は俺も分からねぇ。」

「10分…行くしかない!へへ、持ってくれよ。」

やってる場合か!

駅まで全力疾走だった。黄色く濁る視界を振り切って、最寄り駅のトイレに駆け込み、セーフ!

危うく人としての尊厳を失うところだった。

自粛期間中の運動不足で上がる息を整えながら、見つけたトイレは落書きだらけだったが、あの時の私にはオアシスだった。

そして、私はマスク越しにハァハァ言ってトイレを凝視する変態だった。

仁和寺にある法師では無いが「すこしのことにも、先達はあらまほしき事なり」。まさにその通りだった。

兼行先生、鎌倉時代にあなたの残した言葉が今、平成生まれ令和の24歳の心に沁みます。

普段なら、気にもかけないトイレの落書き(みさき 090-〇〇○○-〇〇○○)にでも、この嬉しさを伝えたかった。

引越しの時は、トイレに流せるポケットティッシュかトイレットペーパーを1ロール持とう。

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