貯金を増やすためにできることは
1.お給料などの収入を増やす
2.節約をして支出を減らす
基本的にこの2つだが、貯金を増やす方法として広く伝えられるのは2の節約がほとんどだ。
このご時世、お給料を増やすことは難しく、収入を増やす手段として副業や投資がうまくいくとは限らない。恐らく、誰しもが努力でき、効果を得られるのが節約だからだろう。
節約の方法は世に溢れているが、自分にとって節約すべき部分を間違えると節約=辛い、我慢となってしまい長続きしない。
そこで、ここでは貯金を増やすために節約したいあなたに向けて、節約を始める前に確認すべき3つのポイントを紹介する。
貯金を始める前に確認するべきポイント
節約の目的を決めよう
まずはゴールの設定だ。
今から行われるのが、フルマラソンか100m走かを知らずに走り出す人はいないだろう。
ゴールが無いと、何も決まらない。
目的はなんでも良いが、なぜ(WHY)の理由があると強い。100万円という金額で設定するのか、海外へ行ってバカンスを楽しむ為の100万円を貯金をするならば後者の方が頑張る価値を見出しやすい。
目的がない貯金は本当に辛い。我慢だけになってしまうからだ。
「なぜ貯金をするのか」、「なんのために貯金をするのか」を自分の中に持っておくと、誘惑にも耐えられる。
今の生活費を調べよう
毎月の支出がいくらか即答できるだろうか。
自分のお給料を知っていても、支出を把握している人は案外少ない。それゆえに無茶な計画を立ててしまうのだ。
収入15万円、支出12万円の人が1年で100万円を貯めるというのはどんなに頑張っても無理だ。1年は12ヶ月しか無いのだから。
できれば、一ヶ月だけでも家計簿を書いてみて欲しい。ざっくりとでも良い。意外な支出が見つかるかもしれない。
「何」を「どれだけ」減らすのかを決めよう。
目標達成のために、絞れるところは絞り、生きていくために必要なお金は削らない。どうにも目標に到達できないのであれば、目標自体を見直してみる。
目標を立てたら、現状把握。そこから、目標達成のための計画を練る。
結局のところ、これが一番近道なのだ。
お小遣い制度を作ろう
目的と現状がわかれば、あとは設定した金額に合わせてお小遣い制度を導入する。
お小遣いとは、家賃や光熱費といった生活に必要不可欠なお金ではなく、自分の使いたいように使えるお金だ。例えば、お菓子や欲しい本などはここから支出する。
おすすめは現金管理だ。クレジットカードは便利だが、お金を使っている感覚が薄くなりやすく、使いすぎに繋がる。
大切なのは、お小遣い以上の金額の物が欲しいときは、お小遣いを貯金して買うというルールを破らないことだ。
まとめ:収入の多寡が貯金成功の決定的差ではない!
貯金を始める前に確認したい3つの事をご紹介した。
自分が貯金を始める時に、何から始めたら良いか分からず悩んだ。当時はとりあえず、ノートに色々と書き殴って、現状整理をしたのだが、これが合っているのかも分からず不安だった。
そんな当時の自分に向けて、「とりあえずこの3つだけは決めておくと方向性が決まるぞ。」というのを教えるつもりで書いた。
同じように悩むあなたの一助になれば幸いである。
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